
古典芸能研究センターは、行吉学園発祥の地である三宮キャンパス(神戸市中央区)にあります。
能楽資料の橘文庫、民俗芸能資料の喜多文庫をはじめ、古典芸能や民俗芸能に関する書籍・資料を幅広く備えた研究施設です。芸能に関連する様々な分野の資料を収集しており、個別の分野はもちろん、より総合的な調査・研究の拠点となっています。
なお、所蔵する資料は、学生・社会人を問わずどなたにもご利用いただけます。
感染予防・拡散防止のため、ご協力をお願いします
・発熱、咳、喉の痛み、ひどい倦怠感など、普段とは違う症状がある場合は、入室をお控えください。
・原則、マスクの着用と手指のアルコール消毒は個人の判断となります。ただし、基礎疾患をお持ちの方はマスク着用を推奨します。
・咳エチケットにご協力をお願いいたします。
最新情報
- 2025年4-5月の開室日をアップしました。
最終更新日:2025年4月1日
4月の資料
古典芸能研究センター所蔵の様々な資料の中から、毎月1点紹介します。
![]() 『義経千本桜』初丁表 | 志水文庫蔵 『義経千本桜』 刊 半紙本1冊 七行本 (京)美濃屋平兵衛刊 浄瑠璃、時代物、五段。延享4年(1747)11月16日、竹本座初演。当時は歌舞伎が不振で、人形浄瑠璃が隆盛の極にあった時期である。本資料は、延享4年(1747)11月刊本の後印本。義経と平家の武将たち、いがみの権太、静御前、狐忠信などが活躍する、五段構成も調った浄瑠璃の代表的傑作。 作者は、竹田出雲(二代目)・三好松洛・並木千柳(宗輔)。(正本の署名順。番付では千柳・松洛・出雲の順。)立作者や執筆分担については諸説があるが、全段に伏線を張り巡らす劇作法が、竹本座系の物語諷・開放的な作風と相違することから、延享2年から竹本座に加わった千柳が実質的立作者、初段・二段目切・三段目の執筆者かとされる。同じ作者陣による、前年の『菅原伝授手習鑑(すがわらでんじゅてならいかがみ)』、翌年の『仮名手本忠臣蔵(かなでほんちゅうしんぐら)』とともに人形浄瑠璃の三大傑作とされる。 大筋は、義経伝説のうち堀川夜討・大物浦・吉野落に取材しており、平家の武将平知盛・維盛・教経の3名が実は生きていて再挙を図るという内容。なかでも知盛の悲壮な最期(2段目切「大物浦」)、鮨屋の場を中心とした人情味(三段目切「鮨屋」)、狐忠信の伝奇的活躍(四段目中・切「川連館」)が有名。「古今の大当り」(『浄瑠璃譜』)をとった本作は、ただちに歌舞伎に移され、延享5(1748)年五月江戸・中村座で上演された。人形浄瑠璃と歌舞伎の両方で代表的な人気演目となった。 |
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