催し案内
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神戸女子大学古典芸能研究センター研究プロジェクト「日本古典芸能の横断的総合的研究拠点の形成」主催
公開研究会 「古典芸能研究の横断と総合」
申込不要・入場無料
2017年11月25日(土)11時00分〜17時00分(12:10~13:00 休憩)
神戸女子大学教育センター5階特別講義室
神戸女子大学古典芸能研究センターは、研究プロジェクト「日本古典芸能の横断的総合的研究拠点の形成」において、古典芸能・民俗芸能およびその周縁に関わる所蔵資料を縦横無尽に活用することで、分野・時代・地域を越えた考察を行い、古典芸能の始原と変遷について解明する研究の拠点作りを目指してきた。国際研究集会「見つめる能面・能面を見つめる」(平成26年度)、公開研究会「説経節―情念の語り物―」(平成27年度)、同「伝統と現代をつなぐもの―民俗芸能と古典芸能」(平成28年度)を経て、プロジェクト最終年となる本年度は、そのまとめとして、時代やジャンルの枠を越えた古典芸能研究への展望を総合的に検討する。グローバルな視点から日本の古典芸能の位置づけを考えるとともに、所蔵資料をもとにした芸能の展開の考察に、民俗学的研究の視点を加えて、横断的研究の可能性を模索する。
- 【講演】
世界の中の日本芸能
時田アリソン (京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター所長) - 【シンポジウム】テーマ「古典芸能研究の横断と総合」
中世芸能の宗教的背景―伊藤正義文庫と中世宗教テクストの世界から見えるもの―
阿部泰郎(古典芸能研究センター員研究員・名古屋大学大学院文学研究科教授)
能楽研究の現況と課題―『風姿花伝』奥義の「奥義」の意味とそれをめぐる問題をめぐって―
天野文雄(古典芸能研究センター客員研究員・京都造形芸術大学舞台芸術研究センター所長)
民俗芸能へのまなざし/民俗芸能からのまなざし
川森博司(古典芸能研究センター長・神戸女子大学文学部教授) - 【討論】
時田アリソン・阿倍泰郎・天野文雄・川森博司、フロア
(司会)藤田隆則(京都市立芸術大学日本伝統音楽研究センター教授)