催し案内
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松風村雨の物語 ―公開講座「須磨松籟 ―松風村雨―」にちなんで―
2007年9月10日〜12月28日
行平町・松風町・村雨町・磯馴町・衣掛町・月見山町・稲葉町、これらは神戸市須磨区の町名です。この町名の由来を知っていますか?
昔々、都から来た在原行平という貴人と、須磨の浜で汐汲みをしていた松風・村雨という海女の恋物語が、須磨区には伝説として残っています。町名はこの物語に由来するのです。
さて、この物語はどんな内容なのでしょうか。
古典芸能研究センターではこの秋、松風村雨の物語がどのように生まれ、どのように芸能の世界で展開していったのかを考える公開講座「須磨松籟 ―松風村雨―」を催します。
それにあわせてセンターの常設展示スペースでも、松風村雨の物語の展開を写真や解説文でわかりやすく展示しています。
神戸女子大学がある須磨区に縁の深い物語、講座を受講する人も受講しない人も楽しめて、ちょっと知識が得られるそんな展示をぜひ見に来てください。
古典芸能研究センター所蔵『能狂言画帖』より「松風」