催し案内

現在のページ:ホーム > 催し案内 > 常設展案内 > 神戸の鬼追い行事

神戸の鬼追い行事 ―喜多文庫所蔵資料展1―

2005年4月12日〜7月29日

平成10年本学に寄贈された「喜多文庫」は、神戸市在住の民俗芸能研究者・故喜多慶治氏により収集された全国各地の民俗芸能・年中行事に関する資料群です。特に昭和30年代から40年代に撮影された民俗芸能の記録写真数万点には、既に失われてしまった習俗も多数収められており、貴重な資料といえます。

古典芸能研究センターでは、その一部をホームページ上で公開し、現在も資料整理を継続しています。今回、その整理の一環として、喜多文庫所蔵の写真から、神戸市内の寺社で催されている「鬼追い」をテーマに展示を行います。

「鬼追い」とは

中国の儀礼「追儺(ついな)」に由来する行事です。日本では、平安時代以降、鬼面を付けた「鬼」を追い払うのが一般的なあり方です。

ところが、神戸周辺に残る「鬼追」は鬼を追い払うのではなく、鬼が災厄をはらうのです。これは平安時代以前の古い形を伝えるものだ、ということで注目されています。

展示している写真

(写真)太山寺追儺式・太郎鬼太山寺追儺式・太郎鬼 (写真)勝福寺追儺式・天狗勝福寺追儺式・天狗

神戸市の地図画像

ページのトップに戻る

学校法人行吉学園

(C) 2008 YUKIYOSHI INSTITUTE. All Right Reserved.