催し案内
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―高原浜生氏作 能舞台模型寄贈記念展示― 能舞台 さ・ま・ざ・ま
2005年2月14日〜3月31日
この度古典芸能研究センターは、神戸市在住の高原浜生氏から能舞台模型の寄贈を受けました。 高原氏は、神戸製鋼所退職後能に興味を持ち、和紙能人形の制作、続いてその和紙能人形を展示するために、能舞台模型の制作を始められました。
1997年にはダイヤモンドギャラリーで「高原浜生の世界」として、制作された能舞台模型・能人形・能写真集などの作品展をされています。
今回寄贈を受けたのはその際に展示された能舞台と和紙能人形4点です。
古典芸能研究センターでは、能舞台模型の寄贈を記念して、能舞台の様々な顔を写真でたどる「能舞台さ・ま・ざ・ま」という展示を行っています。
寄贈を受けた能舞台について
能舞台の模型は、実際の舞台の18分の1の縮尺で作成されています。
舞台間口 | 舞台奥行 | 後座奥行 | 地謡座奥行 | 水引梁高さ | 橋掛巾 | 橋掛長さ | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
江戸城本丸舞台 | 5900 | 5900 | 2960 | 980 | 5200 | 2230 | 17000 |
靖国神社舞台 | 5660 | 5660 | 3200 | 1270 | 3080 | 2450 | 13800 |
水道橋能楽堂 | 5870 | 5770 | 3270 | 1170 | 3050 | 2560 | 12480 |
梅若能楽学院舞台 | 5800 | 5700 | 3000 | 1200 | 2900 | 2500 | 8900 |
湊川神社神能殿 | 5670 | 5780 | 3400 | 1200 | 3050 | 2610 | 10080 |
模型舞台実寸法 | 325 | 325 | 175 | 70 | 185 | 140 | 510 |
参考に使われたのは「江戸城本丸舞台」や「宇佐神宮能楽殿」の能舞台です。
鏡板 | 鏡の間から |
江口
展示内容
- 各地の能舞台
- 能舞台の構造
- 鏡板あれこれ
- 和紙能人形