総合生活学科のNews詳細
2014年9月5日
総合生活学科 古田
「デコリメイク&リメイク チャレンジ展」で大阪市長賞を受賞
第5回を迎えた大阪釦服飾手芸卸協同組合が主催する夏のイベント「デコリメイク&リメイク チャレンジ展」は、服飾関係の大学生、専門校生らが多数応募するコンテストです。
2014年は、総合生活学科 被服製作ゼミの2年生4名が協同でウエディングドレスをダンスの衣裳3着にリメイクし、そのうちの1着が大阪市長賞を受賞しました。ウエディングドレスを分割し、違う用途の服を作るのは、過去になかった発想ということで、評価されたそうです。
ゼミでウエディングドレスを製作している学生たちは、アイドルの衣裳にも興味があり、ダンスができるドレスをデザインし製作したいとの希望がありました。身近にウエディングドレスがあったところから、布地の光沢や、軽やかさを生かした、かわいらしいドレスへのリメイクを考えました。
9月5日・金曜日には、手づくりフェアの会場であるマイドームおおさかで、リメイクしたドレスのステージ発表を行いました。黄色と青色の2着のウエディングドレスから作った合計8着の衣裳を身にまとい、アイドルダンスサークル『キャラメリィ』がダンスを披露しました。ふわふわスカートのワンピースやバルーンパンツを組み合わせた上下の他に、ヘアアクセやブレスレットも同じ布地を使ったものです。たくさんの布が重なったウエディングドレスから、異なるデザインの衣裳をできるだけ多く作りたかったので、布の組み合わせ方と長さに工夫を凝らし、色味の変化が生まれました。まさに“アイドル”のような衣裳です。
総合生活学科では、ウエディングに関する基本知識を身に付け、体験的に学ぶ講義や演習があります。また、自らウエディングドレスを製作する学生たちがいます。自分自身のウエディングに役立てるだけでなく資格取得や職業に生かせる知識と経験を積むため、コンテストや発表にも積極的にチャレンジしています。