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食物栄養学科のNews詳細

2016年2月28日
食物栄養学科 西川・本田・下山

第1回「食物アレルギー講習会」を開催しました

食物アレルギー児が増加するなか、神戸女子短期大学食物栄養学科では、食物アレルギーに特化した科目を開講し、学生教育の立場から食物アレルギーに取り組んでいます。この度、食物アレルギー児を取り巻く環境がより安心・安全となるように、社会活動の一環として、2016年2月28日・日曜日に神戸女子短期大学ポートアイランドキャンパスで神戸女子短期大学食物栄養学科主催、旧名称・兵庫食物アレルギー研究会共催の第1回目の講習会を企画・開催しました。

今回は、食物アレルギー治療の最前線でご活躍の関西医科大学附属枚方病院小児科教授の谷内 昇一郎氏と、いたやどクリニック院長の木村 影宏氏にご講演を頂き、最新の治療法やアナフィラキシー対策等について学びました。実際に治療された患者様の事例や原因食品など具体的なお話に、ロールプレイング形式の内容が加わり、とても分かりやすく説明していただきました。

保育関係者や学生など100名を超える皆様にご来場いただき、有意義な時間となりました。参加者の皆様からは、「とてもためになる素晴らしい講演でした。実践的な実習もあり、参加して本当に良かったです。身の引き締まる思いがしました。さっそく職場に持ち帰り、皆で共有する必要性を感じました。」などの感想が多数寄せられました。今後も継続して開催する予定です。

第1回「食物アレルギー講習会」の様子

第1回「食物アレルギー講習会」の様子


関西医科大学附属枚方病院小児科教授・小児アレルギー科科長 谷内 昇一郎氏
「食物アレルギーとは その成り立ちと最新の治療法」


第1回「食物アレルギー講習会」の様子いたやどクリニック院長 木村 彰宏氏
「チームで取り組む食物アナフィラキシー対策 おとな 一人ひとりの役割」

第1回「食物アレルギー講習会」の様子実際の場面を想定したロールプレイング。子どもの体調の変化時、大人一人ひとりの様々な役割を一つひとつ確認していきます。


第1回「食物アレルギー講習会」の様子参加者に、実際にエピペン注射を使ってもらい、教科書等に載っていない注意点も確認しながら実習をしています。


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