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2008年11月29日
古典芸能研究センターにて公開シンポジウム「近松再発見」開催
11月29日土曜日、神戸女子大学教育センターにおいて、神戸女子大学古典芸能研究センター主催の公開シンポジウムを開催しました。
全国各地から多数の参加者にお出でいただき、大盛況でした。
第Ⅰ部の基調講演では演劇評論家の渡辺 保氏に、『近松は我らの同時代人か―安田雅弘の「傾城反魂香」(けいせいはんごんこう)について』と題して講演していただきました。
第Ⅱ部は、文楽技芸員の桐竹勘十郎氏(人形)・吉田玉女氏(人形)・竹本津駒大夫氏(太夫)・鶴澤燕三氏(三味線)による人形浄瑠璃の実演が観客の間近で行われ、喝采を浴びました。
第Ⅲ部のパネルディスカッションでは、テーマ「近松・その創造空間」について、5名の歌舞伎・浄瑠璃研究の第一人者がパネリストとなり、多面的に魅力を掘り起こす、興味深いシンポジウムとなりました。
パネリスト
- 亀岡 典子氏(株式会社産業経済新聞社文化部記者)
- 信多 純一氏(神戸女子大学名誉教授)
- 鳥越 文蔵氏(元早稲田大学演劇博物館館長)
- 原 道生氏(明治大学名誉教授)
- 渡辺 保氏(演劇評論家)
また、シンポジウムの関連展示として、11月28日・金曜日及び11月29日・土曜日には「『浄瑠璃』と近松」を開催しました。
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