履歴書づくりのポイント
あなたという商品を売り込むための商品カタログ
写真はあなたと会社の見合いの場で重要なポイント
文字は楷書で、大きく、わかりやすく、丁寧に!
修正液の使用はタブー!
履歴書は手書きですから、うっかり間違ってしまうことも多く、つい修正液を使いたくなりますが、修正液を使用していると、「注意力が足りない」、「熱意が感じられない」と思われてしまいます。仕事が丁寧で正確であることをアピールするためにも、修正液は使わず、間違ったらはじめから書き直す覚悟でのぞみましょう。
履歴書のコピーをとり、下書きをして内容をチェックしてから清書をするといいでしょう!
日付は提出日か投函日
履歴書に貼る写真は重要アイテム!
写真は3か月以内のもの。
規定のサイズに合わせたものを枠に沿ってしっかり貼りましょう。
しっかり貼られていなかったために、封を開けたら写真が落ちてしまっていたというのは問題外です。この時点で不採用になりかねません。
電話番号は大きく正確に!
履歴書の電話番号記入欄は小さく、その欄に合わせて数字もつい小さく書いてしまいがちですが、せっかく面接官が会ってみたいと思っても、例えば、3と8、1と7の区別がつかず、面接日の連絡がとれないということもあります。
携帯電話を持っている人は、その番号も合わせて書いた方が、丁寧さが伝わります。
アルバイト経験は必要に応じて書く!
職歴について、正社員経験は書かなければなりませんが、アルバイト経験が多い場合、その経験が応募する職種との関わりが深い場合は書いた方が有利ですが、全く関係がない場合は省いてもよいでしょう。
志望動機はもっとも重要なポイント、採用の決めて!
採用担当者に、「この人と会ってみたい」「一生懸命仕事をしてくれそう」と感じさせるように、「自分の経験や希望」と、「なぜその企業のその職種で働きたいのか」を、しっかり結びつけて、自分を売り込みましょう。
趣味の欄に「読書」「音楽」等と書く人がいますが、なぜ好きなのかを書き添えると印象が違ってきます。
履歴書記入例
※本履歴書は神戸女子大学キャリアサポートセンター職員 宮崎真美が企画・デザインしました。
自己紹介書記入例
職務経歴書はこう作る
職務経歴書は何のためにつくるの?
職務経歴は単なる職務記録ではありません。あなたが経験から学んだ職務能力が、応募先の企業でいかに役立つものであるかを企業へ売り込むためのプレゼンテーション。
もし自分が採用担当者ならどうするかと、視点を変えて考えてみましょう。
パソコン・ワープロを使用して見やすく仕上げましょう!
美しく見やすい職務経歴書は、あなたのパソコン技能や事務処理能力、企画・発想力をアピールするチャンスですので、レイアウトなどに気を遣って作成して下さい。
パソコンが使えない人は、手書きで丁寧に作りましょう。パソコンのスキルが必要とされていない職種を希望する場合は、手書きでも効果を発揮するでしょう。
書き方のポイント
中途採用者には即戦力となる実務能力が要求されています。
基本となる項目は職務経歴と志望動機。
職務経歴は、今までの経歴を振り返り、今までの職歴をすべて書くのではなく、応募する業務にアピールできるものを選び出します。
そして、選び出した職歴について、
- 具体的にどんな仕事をしてきたのか
- どんな事を心がけて仕事をしてきたのか
- 仕事のなかで「あの時はがんばったな」「成長したな」(工夫、努力したこと)と思えることを具体的に、成果はできれば具体的な数字で表現しましょう
- 新人の指導役になったことは?
- 部下をもったのはいつ、何人?
- 研修をうけたり、通信教育などの自己啓発をした経験は?
- 表彰されたことがあればためらわず書きましょう!
- 資格・特技があれば積極的に書きましょう!
以上の事項から、あなたが培ってきた職業能力をまとめてみる。
強調したいポイントを目立たせたり、新しい順に並び替えるなどの工夫をしましょう。
志望動機がカギ!なぜその企業なのかを明確に
企業が採用する際に最も重視するポイントは志望動機です。
面接時に必ずと言っていいほど聞かれます。
ポイントは、「自分の経験や希望」と、「なぜその企業で働きたいのか」をしっかり結びつけることです。その内容がが具体的であればあるほど説得力が高まります。