「再チャレンジ支援講座」は、平成19年度文部科学省新規事業として発足した「社会人学び直しニーズ対応教育推進プログラム」の公募に対し、神戸女子大学・神戸女子短期大学が共同提案し、採択されたプロジェクトです。
本講座は、両大学が持つキャリア教育の機能を生かし、地域の団体と連携して、「学生時代は就職活動に興味を示さず、卒業後定職に着きたいがキャリア教育を受けていないので活動の仕方が分からないと考えているフリーター・ニートと呼ばれている女性」や「子育てが一段落して就職に再チャレンジしたいと思っている女性」あるいは「離婚等で子供を育て生活しなければならないが、就職に必要な技能がないと悩んでいる女性」等で、再チャレンジの意志のある方を対象としています。
本プロジェクトの考え方に、地域の団体やキャリアアドバイザーの方々も積極的にご協力いただきました。
フリーター・ニートといわれる方々とは「生きがいしごとサポートセンター神戸東」及び「生きがいしごとサポートセンター神戸西」が多く接点を持っておられるので、受講生の募集やNPO法人で再チャレンジしたいと考えておられる方に就職斡旋をお願いしました。
主婦や母子家庭等で再チャレンジを望んでおられる方等は、「神戸市男女共同参画センター」「西宮市男女共同参画センター」「芦屋市男女共同参画センター」からも紹介を受けることになりました。
さらに、キャリアアドバイザーとして或いは講師として地域の方々にご協力いただけることができましたので、本プログラムを実施することができました。
再チャレンジ活動は一般的に
- 再チャレンジを決意する。
- 業種・職種を考える。
- 就業形態を考える。
- 自己PRのポイント等を整理し、就職活動の準備をする。
- 再チャレンジ活動を開始する。
- 就職先が決定する。
の流れをとりますが、2.から4.は本講座で学んでいただきます。
本講座を修了すると「修了証」を発行(一定の出席時間が必要)しますので、講義の成果を再チャレンジに発揮していただきたいと願っております。
「再チャレンジ支援講座」事務局
亀治中 吉男
再チャレンジ支援講座運営委員会運営要綱
目的
- 第1条
- 神戸女子大学と神戸女子短期大学が、平成19年度文部科学省の委託事業「社会人の学び直しニーズ対応教育推進プログラム」に採択された「フリーター・ニート・主婦のために再チャレンジ支援講座」(以下「講座」という。)を円滑に運営するために、再チャレンジ支援講座運営委員会(以下「委員会」という。)を設置し、当該委員会の運営について定める。
構成
- 第2条
- 委員会は、委員長と委員長が任命する委員をもって構成するものとする。
審議事項
- 第3条
- 委員会の審議事項は次に定める事項とする。
- 講座の運営方法の承認
- 講座の運営状況に対する提言
- 履修修了者の再チャレンジ支援策の検討
- 講座の改廃
- その他委員会の運営に必要な事項
運営
- 第4条
- 委員会は、委員長又は委員長が指名する者が議長として議事を進行するものとする。
- II.
- 委員会は、委員の過半数の出席をもって成立するものとする。
- III.
- 委員会は、出席者の過半数の賛成をもって議決するものとし、賛否同数の場合は議長が判断するものとする。
任期
- 第5条
- 委員の任期は、平成22年3月末日までとする。
ただし、委員長が解散を決定したときには、解散日の前日までとする。
委員の辞任
- 第6条
- 委員は、委員長の承認を得て辞任することができるものとする。
事務局
- 第7条
- 講座及び委員会の運営事務は、総務部事務課が取り扱うものとする。
附則
- 第1条
- 本要綱は、平成19年10月24日より実施する。