神戸女子大学看護学部 看護学科
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Course
Introduction

看護学部について

看護学部においては、本学のモットーである「自立心・対話力・創造性」を培う教育により、対話を通して患者の心、看護の在り方をよく理解し、創造的な思考で自ら考え、責任ある人間として自立した視野の広い看護職を育成することを目的に教育を行っています。

学部長 挨拶

超少子高齢化が急速に進み、また様々な災害( 自然災害、世界規模の感染拡大など)への対策や備えの重要性も増す中、社会における看護への期待はますます高まっています。

神戸女子大学看護学部は2015年の開設以来、「自立心( 対話力( 創造性」を培う教育により、対話を通して患者の心や看護の在り方をよく理解し、創造的な思考で自ら考え、責任ある人間として自立した視野の広い看護職を育成することを目的としています。当学部は(学びのグループゼミ」という、1回生から4回生までの学生が共に学ぶ独自の科目を有しています。その科目を軸に、同級生の横の繋がりだけではなく、上級生、下級生の縦の繋がりのなかで、講義 演習実習での学びを統合しながら看護の学びを深めるなど、きめ細やかな教育を行っています。さらに、統合カリキュラムにより、看護師、保健師、助産師、養護教諭として様々な分野で活躍できる看護の専門職を育成しています。

人との関わりを大切にしたい方、自らの成長を希求する方、ぜひ神戸女子大学看護学部で学び、温かな心と確かな看護の実践力を合わせ持つ看護職を目指してみませんか。
これからの看護をともに創造していきましょう。

神戸女子大学看護学部長 玉木 敦子

カリキュラムポリシー

本学部の特色は、総合的存在としての人間への深い関心と理解をもとに、地域で生活している様々な健康レベルの人々のそれぞれの暮らしが成り立っていくように、様々なコミュニティにおいて自らの役割を果たす判断力と実践力を身につけ、地域や社会の保健医療福祉の場において自立して活動できる看護の専門職の能力を培うところにあります。

このため学部の教育課程は、次の3点を念頭において編成しています。

まず、看護師、保健師、助産師に共通した看護学の基礎の上に、それぞれの活躍する場において健康の観点から「人々の暮らしと文化」を支える看護実践能力を養う課程であること、次に、卒業後の看護実践能力の発展や継続的向上及び看護師、保健師、助産師としてのキャリアの継続を含めた生涯教育を視野に入れた教育課程であること、さらに、看護学の基礎の上に健康教育、健康管理などの分野で活躍できることを視野に入れた養護教育課程として位置づけていることです。

ディプロマポリシー

以下の能力を身につけ、本学部のカリキュラムに定められた所定の単位を修得したものに学士(看護学)の学位を授与する。

  1. 地域の保健医療福祉システムの中で生活している人々に対して看護ケアを自立して行う基礎的能力が身についている。
  2. 専門職業人として、生涯にわたって職業創造をしていく基礎的能力が身についている。
  3. 医療専門職として、倫理的実践および道徳的態度が身についている。
  4. 地域全体の保健医療福祉システムの中で、看護職間や他職種間で連携・協働していく基礎的能力が身についている。

【知識・技能】
(プロフェッショナリズム)

生命、人の尊厳を尊重し、人々の基本的人権を擁護する看護を実践することで、自立した看護専門職としての使命・役割と責務を果たすことができる。

(科学的根拠に基づいた課題対応能力)

人々の健康増進、疾病の予防、健康の回復、苦痛の緩和のために科学的根拠に基づいた専門的知識と技能が身についている。

(人が病むことへの関心と理解)

生活者としての視点から病む人に寄り添い、病むことへの理解を深め、集団・地域・社会といったコミュニティと人を育む力が身についている。


【思考力・判断力・表現力等の能力】
(人間性の涵養)

多様な社会・文化の中で生活している人々への真摯な向き合いから生涯にわたって自己の人間形成を図るとともに、科学的思考、倫理性、国際性が身についている。

(看護の表現力)

自分との対話や他者との対話、社会との対話を通して自らを律していく力や他者と関わっていく力や社会に提言していく力が身についている。

(倫理的実践と道徳的態度)

看護実践における倫理の重要性をふまえ、倫理原則、倫理的判断過程、思考方法を学び、看護実習をとおして道徳的態度が身についている。


【主体性・多様性・協働性】
(社会参加)

社会参加を前提として自ら学び、最新の専門的知識・技能を探求していける。

(協働・協力)

保健医療福祉の連携の中で協働・協力して自ら活動していける。

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カリキュラムの構造

カリキュラムは、女性の可能性を拓く豊かな教養と深慮な知を身に付け、様々なコミュニティにおいて自らの役割を果たす判断力と実践力を育み、地域や社会の保健医療福祉の場において自立して活動できる専門職の能力を培うため、全学共通共用科目、専門科目を区分とし、それぞれに必要な科目を配置しています。本学部の養成する人材像及び教育目標である「コミュニティを育む力」「対話する表現力」「看護の実践力」を身に付けるために、コミュニティ・オブ・プラクチィスの考え方を基に、1年次生から4年次生で構成した「学びのグループゼミ」があります。

対話による看護の表現力、看護の実践力、コミュニティを育む力を修得するために、コミュニティ・オブ・プラクティスの考え方をもとに8つのグループを編成し、授業を行います。1年次生から4年次生で構成した「学びのグループゼミⅠ」「Ⅱ」「Ⅲ」「Ⅳ」を配置し、各学年約10人の合計40人クラスを8クラス、4年間配置している。学びのグループゼミでは、3年次生をコミュニティのコアグループとし、学習の進展、臨床の知の創出、コミュニティの発展に中心的な役割を果たしていく人と位置づけている。一方、4年次生はコーディネーターとして、身近なところで実践の手ほどきを伝授し、相談できるアドバイザーとして活動する。1・2年次生は、コミュニティの中で看護実践に関心を寄せ、自分の実践の中に部分的に活用していきながら、コミュニケーションのとり方、看護実践の倫理や臨床的判断過程を学ぶことになる。

カリキュラムの詳しい内容は公式サイトをご覧ください。

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授業風景

  • グループワーク
    グループワーク
  • 小児看護論
    小児看護論

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