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2015年1月8日
学園広報
阪神・淡路大震災20年追悼週間行事 講演会
2015年1月8日・木曜日、阪神・淡路大震災20年の追悼週間行事としてNPO法人ニューいぶき理事長坂本 津留代氏を講師にお招きし『震災から学ぶ ともに支え合う地域づくり 「ありがとう」を伝えたい』という演題で、神戸市西区井吹台連合自治会の会長としても活動されていることを中心に講演していただきました。
坂本氏は、日ごろから地域の住民が安心して暮らせるまちづくりを目指して、幅広いボランティア活動を行っておられます。阪神・淡路大震災で、地域に新しく移り住むことになった人々を見守り支えるボランティアの経験から、地域住民の交流や福祉活動への幅広い活動が必要と感じ、地域交流・福祉活動などの総合的な活動にリーダーとなって、まちづくりに貢献してこられました。
住民が「わが町」に愛着を持ち、住民同士が顔見知りになるためのイベント、自分のできることで自主的、積極的にボランティアに参加する体制の整備や意識づくり、防災活動、子育て支援、高齢者の見守りなどの具体的な活動のお話を講演会の参加者は熱心に聴講しました。
最後に、災害の備えは、「まちづくり」をすることであると力強く述べられました。
講演会終了後には、ボランティアを行いたいという学生から質問もあり、早速、坂本氏の講演の効果があらわれたようでした。最後に坂本氏に感謝の意をこめて大きな拍手が送られました。
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