神戸女子大学

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ボランティアグループ運営カフェでレクリエーションを企画

2017.7.7 学園広報

社会福祉学科 津田 理恵子教授担当の「生活支援技術Ⅱ(応用)」では、人の尊厳を守り、その人の状態・状況に合った生活支援ができるための技術を学んでいます。

2017年度からポートアイランドの中の集会所でボランティアグループ「すまいる」が運営する高齢者対象の「すまいるカフェ」で、レクリエーションを企画し実施しています。

2016年度、ポートアイランドキャンパスで初めて開催した神戸女子大学公開市民講座「健康寿命のレシピ」で、津田教授が「思い出を活用した地域作りから生きがいの向上へ」という演題の講演を行なった際に、「すまいる」の代表の方が、聴講されたことがきっかけとなり、生活支援技術Ⅱ(応用)を履修する学生がより実践的な知識と技術を習得できるための場を提供していただくことになったものです。このカフェは2017年の4月から毎月第1金曜日に開かれています。

2017年7月7日・金曜日は当カフェへ3回目の訪問となりました。当日は履修学生16名が参加し、うち3グループ9人が、脳の活性化や運動機能の改善につながるようにと工夫を凝らしたレクリエーションを実施しました。高齢者の皆さんが無理なく参加でき楽しむことを主眼に置きながら、チームごとに得点を競いあい、協力して会話も弾むようにして認知症の予防につながることも考えました。

ちょうど七夕に開催したこともあり、織姫・彦星にちなんだ手作りグッズを準備し季節感もゲームに取り入れました。

ゲームの後は、お茶をいただきながら参加の皆様からご自身のさまざまなエピソードを聞いたり、大学生活の話を尋ねられたりと会話が弾みました。

介護福祉士を目指す学生にとって、「すまいるカフェ」で地域の高齢者の方と触れ合うことは、一人ひとりの個性を重んじ細かい配慮ができる機会となり、何よりも自分たちで考えたレクリエーションで笑顔になってくださることが大きな励みとなっています。

  • レクリエーションの様子
    参加者全員の顔が見えるように机が配置されています。最初のグループ「ひとりジャンケン」の説明
  • レクリエーションの様子
    2番目のグループの「スリッパダーツ」的にめがけて新聞紙で作ったスリッパを投げて点数を競います
  • レクリエーションの様子
    3番目のグループの「手作りパズル」ではまず夏にちなむものをグループで思いつくまま描きました
  • レクリエーションの様子
    パズルを一番早く完成したグループにかわいい織姫 彦星の絵がプレゼントされました

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