2017.5.20 学園広報
特別講演会の様子
講演中の浅利 妙峰氏
オープンカレッジ開講15年の挨拶をする神戸女子大学平田 耕造副学長
サイン会の様子
行吉学園では、2003年から教育・研究資源を地域に還元することを目的に、市民に有料で語学講座、教養講座、健康講座、古典芸能研究センターと共催する特別講座など、多岐にわたる講座「オープンカレッジ」を三宮キャンパスの神戸女子大学教育センターで開講しています。
2017年は「オープンカレッジ」開講15年を迎え、特別企画として昨今の糀ブームを巻き起こした浅利 妙峰氏による講演会「糀のチカラ~食べることは生きること~」を2017年5月20日・土曜日に開催しました。当初は1回の講演予定でしたが、申込者が殺到し急遽2回の講演会を開催することになりました。
オープンカレッジ特別企画講演会は、午前・午後の部、あわせて約180名の市民の皆さんが出席されました。浅利氏が麹を使った発酵食品が如何に健康に良いか、また、浅利氏が江戸時代の文献をヒントに甦らせた塩糀を使ったレシピについてなどの講演に出席者は耳を傾けました。
浅利氏のユーモアを交えた軽妙な語り口に惹き込まれ、講演後には時間をオーバーするほど会場から質問が相次ぎました。
講演終了時には、受講者から大きな拍手が贈られ、日本食の素晴らしさを再認識し発酵食品のもつチカラと発酵文化を継承する大切さを感じていただいたようです。
浅利氏の食べ物に対する畏敬の念、明るく生きる心の持ち方、未来を切り開くための心得にも感銘を受け、参加された皆さんは幸せな気持ちで会場を後にされたのではないでしょうか。
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