種類 | 題名 | PDFファイル |
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原著 | [PDF:1.01MB] | |
ノート | [PDF:0.82MB] | [PDF:1.61MB] |
資料 | [PDF:1.31MB] | [PDF:1.65MB] | [PDF:0.67MB] |
小松原 祥子・吉田 紘子
本研究では、生活における音・音楽を素材とした遊びから音楽以外の世界にも拡大する子どもの感性の育ちに着目し、自由遊びを主体とした保育を行う幼稚園教諭の実践の観察・インタビューの質的分析から教諭による援助の手法を解明することを目的とした。研究方法としては、非参与観察、非構造化インタビューによるインタビューデータから KJ 法と佐藤(2008)による質的データ分析法を用いて「環境」「感情」「実践」「身体」の4つの集約的コードを抽出し、それに基づいて解釈を行った。その結果、自由保育を土台として子ども達が様々な素材を用いて創造的な遊びができるよう環境設定をし、その遊びの経験の「ため込み」が充分に行われることによって、本物の楽器やそれを使った表現へと意識が移行し、発表会ではそれまでため込んだ経験を踏まえて、感性を働かせての様々な表現へと発展していく過程が明らかになった。
杉田 米行
第一次門戸開放通牒の政策目的は、いわゆる「勢力範囲」内や租借地内における商 業的機会均等という限定された目的および国際的な摩擦の危険な原因を除去すること である。
山下 浩美・田中 紀子・平野 直美・海崎 彩
本研究は、健康な在宅高齢者を対象に、嚥下に関わる口腔機能を評価し、口腔体操プログラム(P)を実施することによる口腔機能の変化や、健康関連 QOL(Qualityof Life)との関連について調べた。近畿地区の在宅高齢者41人を対象として、口腔体操Pを実施する訓練(T)群と実施しない対照(NT)群に分けて,3か月の訓練による口腔機能評価と健康関連 QOL の変化について検討した。その結果,口腔体操Pにより、音節交互反復運動(Oral Diadochokinesis: OD)では「パ」「タ」「カ」の発声回数が増加し、特に「タ」と「カ」で有意な増加が認められた。また、OD のpre の初期値と変化量との間に有意な負の相関関係が認められ、初期値の回数が少ないほど、発声回数が増加し口腔体操Pの効果が顕著であった。唾液嚥下時間および唾液分泌量について有意ではなかったが、改善する傾向はあった。一方、NT 群では口腔機能評価には変化がなかった。健康関連 QOL では、SF-8TM の PCS(身体的健康感サマリースコア)が口腔体操Pにより向上する傾向があった。
細見 和子
本研究では、「蒸しパン」が、日本において一般庶民の食生活にどのように普及してきたかを調べた。資料として、社会の出来事の報道を一般に伝えるための定期刊行物である新聞を用いて、「蒸しパン」に関する記事を調べた。普及した要因で特徴的なことは次の5点である。
古田 貴美子
被服の製作実習では,入学前の裁縫経験が少なくなり,縫う技術が低下したと感じ ている。ゆかたの製作においては手縫いで作り上げることを目標にして,縫い方やく け方を練習した後,製作に取り掛かるが,最近,縫製に要する時間が長くなり,縫い 方の不良が多く見られるようになった。そこで,指導方法の見直しのために,2012年 から10年間のゆかた作品の評価点を基に,手縫いの技術と部位別の出来映えに分け, 評価点の低い技術について検討した。その結果,なみ縫いを一定の針目で縫うこと,「く け」や「留め」を正しく行うことが難しいことが明らかになった。指導方法の改善に つなげることができる。
杉田 米行
「積極的平和主義」を打ち出した安倍晋三政権の実態は消極的平和主義と言えるもの である。安倍政権は PKO に対する方針を明確にすべきである。