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Sawako TANIYAMA
Tasha Tudor was a prolific illustrator and author of children's books. At the sametime she realized her dream of a self'sufficient lifestyle by owning a farm in Vermont.This paper examines her multifaceted creativity in relation to her endeavors toestablish an independent alternative lifestyle.
長瀬 荘一・松岡 恵・藤井 雅英・榎元 十三男・松崎 隆幸・長瀬 善雄
新学習指導要領は、教科等を学ぶ意義の明確化と教科等横断的な教育課程、社会とのつながりと各学校の特色づくり、子ども一人ひとりの豊かな学びの実現、学習評価と条件整備などの一体的改善を求めている。各学校には、子どもの姿や地域の実情を踏まえた学校教育目標の設定、教育目標を実現するための社会に開かれた教育課程の編成、主体的・対話的で深い学びが成立する授業づくりなど、学校教育の改善・充実の好循環を生むカリキュラム・マネジメントが求められる。
中村 智英子・今江 佳菜美・逵 牧子・寺本 忠司
神戸女子短期大学食物栄養学科専攻の授業「食品衛生学実験」において、神戸市内の惣菜およびカット野菜の細菌汚染状況を調べるとともに衛生規範の指導基準による生菌数、大腸菌群、大腸菌および黄色ブドウ球菌の合否判定を行なった。その結果、市販食品で指導基準による生菌数の合格率は惣菜98.6%、洋生菓子100.0%、生野菜92.8%であった。また、神戸市内の惣菜50例の生菌数はすべて10⁵ cfu/g 以下であり、指導基準に合格した。大腸菌および黄色ブドウ球菌は陰性であった。なお、大腸菌群陽性率は40%であった。神戸市内のカット野菜12例の生菌数は10⁶ cfu/g 以下ですべて指導基準に合格した。大腸菌群陽性率は66.7%であった。
安原 美帆・水澤 慶緒里・中尾 美千代
食生活をめぐる現状は、複雑化・多様化に加えて、著しい情報の氾濫によって正しい情報の取捨選択も難しくなっている。そのため、健全な食生活を実践するには、単に食べ物や栄養の知識だけでなく、文化や国際理解など多方面にわたる実践的な教育が求められている。そこで、食に関連する科目の教育内容を検討する手がかりを得るものとして、女子学生の食事の現状と意識および食生活への興味についてアンケート調査を行なった。その中から、第一段階として女子学生の食事に対する意識の現状を概観し検証した結果、 規則正しい食生活の習慣をつけるスキル、食生活の現実に即した知識、日本の食文化の教養、共食の検討などの必要性が高いことが導出できた。
本保 弘子
関西地方における分譲集合住宅の住戸平面特性について、この20年の変化動向を分析した結果、
①3LDK は、この20年約6割~6.5割であまり変化はない。4LDK は減少し2017年には2割強、2LDK は増加し2017年には1割強となった。
②3LDK 住戸では、平均住戸専有面積と平均洋室面積はあまり変化がないが、LD部分の平均面積は増加、和室は6畳から4.5畳または和室なしへと変化した。
③3LDK 平面構成の典型が「玄関側に洋室2室、住戸中央に1室、玄関と反対側のバルコニーに面して対面式K 付のL」であることに変化はなかったが、住戸中央の1室は和室6畳から和室4.5畳または洋室へ変化した。
古田 貴美子
大学生の被服製作の技術を向上させるため、2016年から実習の時間内に基礎縫いの練習を取り入れた。取り入れる以前の2013年~2015年と2016年~2017年の5年間に被服製作実習を受講した182名の課題作品の評価を年度別に、前半のスカート、後半のブラウスの技術点で比較し、基礎縫いを練習したことによる効果が見られるかを検証した。その結果、基礎縫いの練習を取り入れた2016年~2017年では、スカート評価点、ブラウス評価点の平均値が上がり、低い点を取る学生が減少した。また製作の感想・反省を記述した実習記録からは、技術が上達したとの達成感を感じた学生が約9割に至り、基礎縫いの練習が製作技術の習得に効果のあることがわかった。
西川 貴子・大久保 郁子・中野 佐和子
ターシャ・テューダーの食生活に焦点を当て考察した。ターシャの食生活は、食品の摂取においてその種類が多く、栄養バランスがとれていたこと、また、新鮮な食材を使った食生活であり、健康的であったことの6点が優れていたと推察できる。さらに、家族や子どもたちとともに、楽しく美味しい食事をするために、子どもたちや孫には、野菜の収穫や料理の手伝いをさせるなど、ターシャ家の伝統を伝える機会を多く作り、食文化の伝承を大事にしていたことも注目すべき点であった。行事食では、手間ひまを惜しまず、本物を大事にする姿勢は、現在の私たちへのメッセージであると考える。
本田 まり・下山 亜美・今江 佳菜美・西川 貴子
小規模な保育施設等の職員を対象に食物アレルギーに関する実態調査を実施し、食物アレルギーに関連した事故・ヒヤリ経験についてまとめた。その結果、事故・ヒヤリ経験の場面としては「調理」、「食事」、「おやつ」の場面が多いが、「その他」の場面も多いことがわかった。「その他」として、乳幼児特有の子どもの行動によるもの、食事がこぼれやすい状況と子どもの行動が重なったもの、申告以外の食品によるもの、担当者の違いによるもの、イベント等でおきたものがあった。これらの事例には、食物アレルギーの基礎知識の習得によって未然に防ぐことが可能であった例が多くあり、今後の事故防止に役立つよう食物アレルギー研修等で現場にフィードバックすることが重要と考える。
平田 庸子・園田 雪恵・西川 貴子
保育者養成課程の科目「子どもの食と栄養」の授業の中で実施した、学生の箸の使用と食生活の状況をまとめ、関連性をみた。その結果、箸を正しく持っていると認識している者は48.7%、子どもに箸の使い方を教える自信がある者は30.8%と低かった。また、食生活では、箸の使用頻度が少ないことが明らかとなり、特に朝食では、39.3%が全く箸を使用していなかった。さらに、和食の献立が少ないことや、主食、主菜、副菜のそろったバランスの良い食べ方をしていないことが、箸の使用頻度の低下につながっていると推察された。
保育者養成において、学生が子どもに正しい箸の持ち方を指導できるようになるためには、学生が自分自身の食事内容を見直し改善することが必要であり、そのことが、箸の使用についての意識を高めることにつながると考えられた。
塚田 みちる
本資料は保育者志望学生の「今できる子育て支援」という観点から、家庭訪問型の子育て支援活動の内容を報告したものである。活動は筆者の子育て支援活動の一環として2016年度から開始された。初年度の活動報告を通して、保育学生に求められる支援のあり方を模索した。活動への参加学生は2016年度に本学幼児教育学科在籍した15名。二人1組で大学近隣の子育て家庭を継続的に訪問した。その報告レポートによれば、母親の育児を支援するために、学生が子どもを遊びに誘い込むことで、家庭内「母子分離」の空間と時間を提供していることが分かった。また、生活面での介助や母親の話し相手になるという点でも母親の役に立てたと感じ、達成感ややりがいを抱く様子も報告された。しかしながら、事前に母親のニーズを十分に把握しておらず支援のマッチングが課題として残された。これらを踏まえて<支援する-される>という関係の成り立ちに向けて今後の展開の可能性が示された。