種類 | 題名 | PDFファイル |
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原著 | ||
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薮内 浩
現代の住居に使われている多種多様な住居材料がもたらすさまざまな影響を、これまで、いろいろな角度から考察を行なってきた。本報文では、建設廃棄物の観点からの問題点を考えてみた。近年、建設リサイクル法が施行され、本課題は緊急の課題となっている。今後開発される住居材料にも多大の影響を及ばすものと思われる。これからの住居材料として、どのようなものが望ましいかを考察した。
長瀬 荘一、幸本 由紀子、富本 佳郎
絵本に関する指導を計画的に行うために必要な課題の一つに、どんな絵本を選ぶかという問題がある。本研究では絵本を選ぶ際に、これまでにどんな基準が考えられてきたのかを分析し、専門家の考えと子どもの興味との間に違いがあることを見出した。また、絵本選びに影響する要因として絵本を構成する要素、発達目標、子どもの個人差などについて検討した。さらに実際的な問題として、絵本に関する情報入手の方法、幼稚園における指導の留意点について考察した。
谷山 澤子
「The paper discusses the startling similarities as well as major differences between F.Scott Fitzgerald’s “The Baby Party” and Raymond Carver’s “Bicycles, Muscles, Cigarettes.” The primary similarity examined is the fight between the two suburban fathers in each story. Both fights are started by disputes between the fathers’ respective children. Differences are noted between the fights of the two sets of fathers. In Fitzgerald’s case the fight has a rational start and finish and ends in a reconciliation between the two fathers. Carver’s fight is spontaneous, irrational and ends with no reconciliation. The differences between the world’s of Fitzgerald and Carver are considered. The question is raised whether Fitzgerald’s “The Baby Party” influenced Caver’s “Bicycles, Muscles, Cigarettes.”
蔭川 美智代、横井 亮子、薮内 浩
織物の吸水性は、布を構成する繊維素材や糸表面の性質、織物組織や糸密度など様々な要素により決定されると考えられる。近年、色々な性能が付加された多種類の繊維が作られ、繊維は大変複雑なものとなっている。本報では、吸水性を考えるにあたり、まず測定装置の改良を試み、その装置を用いて吸水性に影響を与える要因を見出すための初期的検討をおこなった。
横井 亮子、蔭川 美智代、薮内 浩
布の硬さ、柔らかさを剛軟性(flexibility)という。織物の剛軟性試験には45°カンチレバー法、スライド法、ハートループ法、ドレープ法など多くの方法がある。測定試料と測定方法との関係、すなわちどのような試料には、どのような測定方法が適切かを明らかにするための検討を行った。本報では、平織と朱子繊の布を用いて、45°カンチレバー法、スライド法およびドレープ法での測定を行なった。その結果、いずれの方法でも剛軟性が適切に評価できることが判った。
浅木森 和夫
物理教育における自然現象の数学的モデル化ならびにそれを解くための数学的近似は単振り子周期の振幅依存性の例のように学習者に不満を呼び起こすひとつの要因となっている。ここでは、手軽に利用できるスプレッドシートソフトウェアを利用して数値的に現象を分析し、学習者の不満を軽減する工夫を試みた。パラメータの変化に即計算結果が追随するスプレッドシートソフトウェアの機能は動的なシミュレーションの簡易な道具として利用することが可能であることも判明した。
岩中 貴裕
英語学習者の多くは語彙の知識を内容理解の第一の拠り所にすると考えられている。そのため語彙不足は学習者にとって読解の際に大きな障害になる。読解を効率よく行わせるためには学習者が困難を感じると思われる語彙、表現についての知識を前もって与えておくことが望ましい。この作業は電子化されたテキストとコーパス分析ソフトを利用することによって、誰にでも簡単に行うことができる。本稿ではその具体的な方法を紹介する。
別所 須実子
体格指数Body Mass Indexは、標準値22を基準とし、統計的に標準値を離れるほど有病率が高くなるとされている。全国大学体育連合近畿支部では、中高年齢層のライフスタイルと健康についての実態把握を目的に、大学教員を対象とし、ライフスタイルの実態調査とホリスティック健康度自己評価について質問紙による調査を行った。本研究では、それらを踏まえ、高BMI群と低BMI群の比較検討を加え、ライフスタイルの実態とホリスティック健康度自己評価とBMIの高低による影響について報告する。
本保 弘子、横井 亮子
平成15年度の住居デザイン基礎実習については、平成14年度の学生の授業評価を基に内容を更新した。更新した授業内容に対する学生評価の主な結果は、1.新規の授業内容である『CADを利用したインテリアコーディネート』について、以前の内容より高い評価が得られた。2.『製図のための線の練習』の時間短縮に対して評価の低下はなかった。これらの結果から、今回の授業内容の更新は、意義があったと考える。