神戸女子大学のNews詳細
2017年3月13日
学園広報
卒園する園児にお母さんたちから歌の贈り物
神戸女子大学附属高倉台幼稚園の年長組、75名の卒園を前に「お別れ会」を開催し、父母の会のメンバー49名で構成されたコーラスグループによる歌のプレゼントが贈られ、園児たちはお母さんたちの澄んだ美しい歌声に、時間を忘れたように聴き入りました。
この日歌われた曲は
「友よ〜この先もずっと・・・」
「BELIEVE」の2曲です。
お母さんたちによるコーラスの発表会は、4月の父母の会総会、12月のお誕生日会、そして3月のお別れ会と年間3回開催しますが、特に2017年は、22年間にわたりコーラスの指導をしていただい齊藤 益子氏が、今期かぎりで退かれるということもあり、お母さんたちは格別の思いをもって、発表会に臨みました。
コーラス部は月2回、年間18回の練習がありますが、お母さんたちは、子育てをしながら時間を遣り繰りし、練習を重ねてきました。園児たちに贈る歌としてふさわしい歌をお母さんたちで選んで、齊藤氏が一生懸命に指導をしてくださいました。その甲斐あって、当日のお母さんたちの歌声は、わが子の成長を喜び、新たな門出を応援する優しさと力強さにあふれたハーモニーになって遊戯室に一杯に広がりました。園児たちは、小林 美佐子園長から「目で見て」「耳で聞いて」「心(ハート)で感じて」とお話されていたこともあり、静かにお母さんたちの歌声を聴いていました。そして、お母さんたちの輝かしいステージ姿を見ることで、園児たちの胸には自分のお母さんを誇らしく思う気持ちが生まれました。
神戸女子大学附属高倉台幼稚園は、大学にとっても、教育学科、管理栄養士養成課程、看護学科、短期大学の食物栄養学科の学生が実習でお世話になり、生きた教育実践の場として、お世話になっていますが、地域の子育ての支援の拠点としても重きをなす存在となっています。
コーラス部は、自分自身を磨き活躍ができる場として、お母さんたちに好評であると同時に、お母さん同士の交流の幅が広がり、子育ての悩みをはじめとしていろいろな相談ができる子育ての支えあいの場として今後も発展していくことでしょう。