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2016年4月16日
学園広報

2016年度生田祭 女子神輿奉仕

2016年度生田祭 女子神輿奉仕の様子神幸祭 拝殿前での記念写真 2016年度生田祭 女子神輿奉仕の様子桜門から出る様子 2016年度生田祭 女子神輿奉仕の様子神輿を頭上高く掲げ放り上げる 2016年度生田祭 女子神輿奉仕の様子唄い手を先頭に街頭を巡幸 2016年度生田祭 女子神輿奉仕の様子女子神輿

神戸市中央区にある生田神社は、稚日女尊(わかひるめのみこと)をお祀りし、日本書紀に御創建が記されている歴史のある神社です。

神戸女子大学、神戸女子短期大学の母体である学校法人行吉学園の発祥の地である現在の三宮キャンパスは、生田神社の氏子地域であり生田神社周辺の宮元地区に位置しています。

2016年4月16日・土曜日、生田神社の祭典の中で最も重要な祭典である生田祭に、神戸女子大学、神戸女子短期大学の学生75名が一般参加の17名とともに、女子神輿(みこし)に奉仕しました。

生田祭は11地区に分割された氏子地域が、輪番制で神輿を担ぎ、御神幸(おわたり)をする春の例祭で、2016年は生田神社周辺の宮元地区が奉仕当番となり、当地区のみ女子神輿が担がれます。

当日は良いお天気に恵まれ、生田神社の紋である八重桜をあしらった法被姿で、約4.5キロにわたり神輿を担ぎ、巡幸しました。

女子神輿の重さは約300キロもあり、担ぐ際の作法やかけ声を一週間前から練習し、本番を迎えました。

一連の神事に参加する前に、学生たちは熊本地震の被災者に元気を届ける気持ちで頑張ろうと全員で気合を入れて臨みました。

女子神輿は11時30分に生田神社を出発して、周辺の学生にとっても馴染み深い界隈を「わっしょい!わっしょい!」のかけ声で、地域の安全と繁栄を願いながら巡幸しました。

ところどころで「しゃーんとせー」のかけ声で神輿を一番高い位置に持ち上げ、続いて「ソー」「レー」「サー」「ハッ」のかけ声とともに息を合わせて神輿を一気に頭上へと放り上げる動作には、沿道で見守る観衆から大きな拍手が沸き起こりました。

巡幸路には坂道もあり、かなりの負担がありましたが、最後まで元気一杯に大きな声をかけながら神輿を担ぎ、清々しい気持ちで一連の神事を終えることができました。

学生たちは、11年に1度の女子神輿への奉仕を通じて、伝統文化に触れ、仲間との連帯感や達成感、指揮者をはじめ支えてくださった関係者への感謝の気持ちをもつことができ、大変貴重な経験となりました。沿道からご声援をいただいた多くの皆様に心から感謝申しあげます。

当日のアルバム


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