神戸女子大学のNews詳細
2015年10月15日
学園広報
デンマーク・オレロップ体育アカデミー エリートチームによる「演技発表会&講習会」開催
遠くデンマーク王国から国際親善のためオレロップ体育アカデミーのエリートチーム30名が来日し、2015年10月15日・木曜日に神戸女子大学の須磨キャンパスでデンマーク体操の演技発表会及び講習会・ワークショップを神女大主催、文学部教育学科主担当で開催しました。
このチームはオレロップ体育アカデミーの卒業生で構成され、体操パフォーマンスやワークショップを通して国際交流を深めるために、これまで多くの国を訪問してきました。今回は2010年以来5年ぶりの来日となりました。
神女大は1981年にデンマーク体操部が創部され、多くの部員を有し、現在まで活発に活動を続けています。そして、過去に3名の学生がオレロップ体育アカデミーに長期留学をしてデンマーク体操を学んだという経緯があります。前回の来日に続き今回も神女大で「演技発表会&講習会」を開催しました。
午前の講習会は、神女大の文学部教育学科・家政学部家政学科の学生、スポーツ実技の履修学生や一般の参加者約200名がリズムジム、マット運動や跳び箱といった運動をエリートチームメンバーの指導やサポートを受けて行いました。
午後の演技発表会にはさらに多くの観客が集まり、2階観覧席から観る人や立ち見状態もありましたが、華麗で力強い演技に身を乗り出して鑑賞していました。1時間あまりの発表会は休憩を挟み2回に分けて行われました。優雅なメロディーにバレエを彷彿とさせるようなダンスから、迫力のある宙返りやこん棒を使った新体操を連想する運動まで、デンマーク体操の幅広い魅力を十分に味わいました。
午前のワークショップに参加した学生は「久しぶりに汗を流し、すがすがしい気分になりました。運動する楽しさを改めて感じました」、「エリートチームの方にサポートしてもらったので、マット運動も安心してできました」といった感想が聞かれ、午後の演技発表会では、特別にプログラムに登場し演技を披露したデンマーク体操部の部員は「流れるように次から次へとプログラムが進み、体操の演技でありながら舞台を見ているような構成に感心しました。これからの部活動の参考にしたいです」と新たな意欲を語っていました。
プログラム終了後、神女大の学生は、一緒に写真を撮るなどエリートチームの方と楽しく交流しました。
プログラム
10:40 ワークショップ(講習会)
やってみよう「楽しいデンマーク体操」自由参加
11:30 休憩
13:00 開会オープニング
オレロップエリートチーム演技発表会
14:30 閉会
デンマーク体操は、競技体操ではなく、多くの人びとの健康・体力・仲間づくりを目的とする体操で、筋力、柔軟性、巧緻性を高めます。音楽をアシスタントとして、幼児から高齢者まで無理なく楽しみながら身体機能を整える効率の良い動きを目指します。日本のラジオ体操は、デンマーク体操の流れを汲んでいます。
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デンマーク体操部
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