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神戸女子大学のNews詳細

2014年6月11日
学園広報

波田 重熙名誉教授「地震と防災」について兵庫医科大学で講演

波田 重熙名誉教授による兵庫医科大学での講演の様子 波田 重熙名誉教授による兵庫医科大学での講演の様子講演中の波田名誉教授 波田 重熙名誉教授による兵庫医科大学での講演の様子講演終了後、質問に答える波田名誉教授

2014年6月11日・水曜日、神戸女子大学前学長の波田 重熙名誉教授が、兵庫医科大学の平成記念会館において「地震と防災」という演題で講演されました。

波田名誉教授は、地球科学が専門で地球環境の変遷と変動帯の形成・発展に関する研究の権威です。現在は神戸女子大学客員研究員としても、研究活動を続けておられます。

兵庫医科大学の学生、教職員、一般の出席者約500名に、1970年に確立された新しい地球観「プレートテクトニクス」の説明から始まり地震の起きるメカニズム、日本列島で発生する地震について詳細な資料を提示して講演されました。

東日本大震災を起こした断層運動がいかに大きなものであったか、また、過去90〜150年という再来周期で、繰り返し南海トラフ沿いで発生してきた南海地震・東南海地震・東海地震についても詳しく解説されました。そして、今後予想される南海トラフ沿いで発生する可能性が高い地震被害想定に基づき、防災・減災の立場で、行政として取り組むことと個人で対応すべきことについて具体例を挙げて説明されました。

講演の終了後には、大きな拍手が贈られ、質問も相次ぎ、出席者の地震への関心の高さが伺われました。


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