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2014年6月7日
学園広報
古典芸能研究センターリニューアル記念講演「古典芸能研究の未来」開催
2013年、古典芸能研究センターの研究プロジェクト「日本古典芸能の横断的総合的研究拠点の形成」が、文部科学省「私立大学戦略的研究基盤形成支援事業」に採択され、施設のリニューアルをしました。これを記念して、2014年6月7日・土曜日、古典芸能研究センターリニューアル記念講演「古典芸能研究の未来」を開催し、200名を越える来場者を迎えて盛況となりました。
当日は、センターの研究の柱である中世芸能・近世芸能・民俗芸能の三分野について、これまでの蓄積をもとに、各分野を専門とする研究員がそれぞれの視点から講演をし、古典芸能が現代の生活に潤いや華やぎをもたらす源になるであろうことを解き明かしました。
講演会終了後には、非常勤研究員による2階の展示室の展示解説を行いました。多くの来場者の中には、熱心に質問をされる方もいらっしゃいました。
この記念講演の内容は、古典芸能研究センター紀要にて公開する予定です。
当日のプログラム
- 舞楽「蘭陵王」実演:13時〜13時30分
- 北野天満神社宮司 佐藤 典久
- 講演会「古典芸能研究の未来」:13時40分〜16時
- ○中世芸能の視点から
大谷 節子
(古典芸能研究センター兼任研究員・神女大教授) - ○近世芸能の視点から
阪口 弘之
(古典芸能研究センター特別客員研究員・神女大名誉教授) - ○民俗芸能の視点から
川森 博司
(古典芸能研究センター長・神女大教授)
当日は、センターに貴重な能楽資料をご寄贈いただいた伊藤 博氏と手塚 稔子氏に中島 實学長から感謝状が贈られ、展示された資料について非常勤研究員が解説を行いました。