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2013年7月24日
学園広報
ポートアイランドキャンパス7月の花便り
ポートアイランドキャンパスの正門前は色彩豊かに夏の花が咲いています。7月は名前の由縁と花言葉を併せて紹介します。
(左)スプレンデンスサルビアは鑑賞用ですが、同じサルビア属は薬用になるもの(セージ)があることからラテン語の「salvus(健康な)」が語源といわれています。花言葉は「家族愛」「知恵」「エネルギー」など。
(右)ジニア(Zinnia)は、この花をメキシコからヨーロッパにはじめてもたらしたドイツ人医師で、植物学者のヨハン・ゴッドフリート・ツイン(Johann.Gottfried.Zinn)の名にちなみます。開花期が長いことから和名は「百日草」。ブラジルでは「魔除けの花」とも言われています。花言葉は「遠い友を想う」「高貴な心」「幸福」など。
(左)トレニアは菫の形に似ていることより和名では「夏菫(なつすみれ)」とも呼ばれます。食用として料理に添えられているのを見たことがあるのではないでしょうか。植物学者でスウェーデン東インド会社の牧師でもあるトレン(O.Toren、1718-53)の名に由来します。秋には紅葉して、また違う美しさをみせてくれます。花言葉は「温和」・「可憐」・「愛敬」・「ひらめき」など。
(右)ベゴニアはフランス領アンティル諸島の総督(在職1682-1685)のフランス人ミシェル・ベゴン(Michel Begon, 1638-1710)の名に由来します。植物学者シャルル・プリュミエを当地における植物採集者としてフランス王ルイ14世に紹介したことが縁で、プリュミエにより「ベゴニア」と名づけられました。花言葉は「愛の告白」「親切」「幸福な日々」など。
(左)アメリカンブルーは中央アメリカが原産です。日本に入ってきたときに正確な名前が分らず、さわやかな青色の花を咲かせていたことから、アメリカンブルーといわれて今に至ります。花言葉は「あふれる思い」「清潔」「ふたりの絆」など。
(右)小さな星型の花が集まって咲いているペンタス。花弁の数が5枚なのでギリシャ語の「5(Pente)」が語源といわれています。花言葉は「願い事」「誠実」など。
(左)ポートアイランドキャンパスのナデシコは2年に一度花が咲きます。2013年は開花の年で、たくさんのピンク色の花はキャンパスに彩りを添えています。語源は小さく色も愛すべきところから愛児に擬した「撫でし子」からともいわれています。花言葉は「純愛」「無邪気」「思慕」「快活」など。
(右)ポーチュラカ(Portulaca)は「小さな(dim)門(porta)」を意味するラテン語「portula」が語源とされています。アロエやサボテンなどと同じ貯水能力と、気孔が夜開くという特殊な光合成能力があるとのこと。花言葉は「無邪気」「可憐」など。