神戸女子大学のNews詳細
2012年8月2日
学園広報
教職員研修会「神戸市の危機管理」開催報告
防火・防災管理委員会委員長 今井 修平教授
開会の挨拶
講演中の高田 一也氏
研修会の様子
波田 重熙学長 閉会の挨拶
2012年8月2日・木曜日、須磨キャンパスにおいて防火・防災管理委員会主催で危機管理に関する研修会を開催し、約100名の教職員が参加しました。
講師は神戸市危機管理室震災教訓・発信担当主査高田 一也氏です。
高田氏は「神戸市の危機管理」と題して阪神淡路大震災の経験から進めてきた神戸市の防災対策計画についての説明と東日本大震災の被害状況と神戸市が行った支援を紹介されました。そして、東日本大震災の教訓を生かして、見直された今後発生する確率の高い東南海・南海地震による津波対策について詳細なデータを提示されました。
災害時の企業の役割について述べられた部分は、7月2日・月曜日に須磨消防署「防災協力事業所」に登録したばかりの神戸女子大学にとって非常に参考になりました。また、災害に対する市民の備えとして何をすべきかを具体的に教示していただいたことは、教職員にもすぐに実行できる災害時の対策としておおいに参考になりました。
講演終了後には、教員から質問があいつぎました。
防災に対する危機管理の意識をもつこと、その対策を常に見直しつつ、ハード面の整備とともに心の準備が重要であることを実感できました。
