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2009年7月2日
生活科学研究会委員長 田村

2009年度 第2回 生活科学研究会 開催報告

7月2日・木曜日、須磨キャンパス C318特別講義室(C館3階)で2009年度 第2回 生活科学研究会を開催しました。

今回は、神戸女子大学 家政学部 管理栄養士養成課程 高橋 孝子准教授による『現代の食と栄養管理』と題した講演でした。

高橋准教授は特定給食施設における適切な栄養管理の実施のため、1日のエネルギー摂取の食事配分について実態を調査・観察し、エネルギー配分の違いが栄養素摂取にどのようにかかわるかを研究されました。その結果から、エネルギー摂取量と消費量が同じ状態の場合、壮年期・中年期成人女性では食事ごとのエネルギー配分割合が朝食25〜30%・昼食30%・夕食35%・間食5〜10%が適切であるとの結論を得、提案されていました。

さらに、幼児・小学生・大学生に食事風景をスケッチしてもらい、気持ちを記述したスライドでは一人の食事がさみしいと感じている子どもたちの気持ちがよくわかり、食事が体の栄養を取るだけのものではなく、心の栄養も得る大切な場を形成しているということが実感できました。

また、講演終了後には高橋准教授を囲んで懇親会を開催いたしました。


 

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