神戸女子大学

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【授業紹介】三戸麻子医師(国立成育医療研究センター)によるオンライン特別講義

2025.11.29 心理学科

神戸女子大学心理学部では、「こころと社会をつなぐ。動かす。」ことを教育の大切なテーマとしています。

その一環として、心理学の知識やスキルを用いて社会課題の解決策を考える科目「心理学研究総合演習」のプロジェクトのひとつとして、女性特有の健康課題をテクノロジーで解決するFemtech(フェムテック)に取り組んでいます。

今回、Femtech Japan(代表 野口 俊英様)のご紹介で、プレコンセプションケア(妊娠前の健康管理)をテーマとしたオンラインでの特別講義を三戸麻子先生(国立成育医療研究センター)に行っていただきました。三戸先生は、母性内科医として診察に携わる中で、妊娠期とその前後を総合的に支える医療の重要性を痛感され、2015年に日本で初めて設立された「プレコンセプションケアセンター」で診療・研究・啓発活動に従事してこられました。

ご講義では、プレコンセプションケアの概要に加え、女性や男性が自身の生活や健康と向き合うことの意義、そして女性のライフプラン(妊娠・出産をいつ、どのように考えるか)について、ご自身のご経験も交えつつ、たいへん示唆に富むお話をいただきました。

また、学生がプロジェクトの一環として実施した「妊娠に対しての悩みに関するアンケート」(対象:心理学科学生89名)の結果についても専門的な視点からコメントをいただきました。講義後の質疑応答では、学生から多くの質問が寄せられ、活発で実りある意見交換が行われました。

三戸先生には、ご多忙の中ご講義いただき、心より御礼申し上げます。学生にとって大きな学びと気づきの機会となり、今後の活動にもつながる貴重な時間となりました。

  • 三戸 麻子先生(オンライン)

以下は、学生の感想の一部です

  • 「妊娠や出産は「始まってから」ではなく「その前からの準備」がとても大切だということを知りました。プレコンセプションケアによって、自分の体の状態を整えたり、生活習慣を見直したりすることが、母体や子どもの健康につながることを学びました。将来のためにも、日頃から自分の体と向き合うことの大切さを感じました。」
  • 「特に『若いうちからいろんな話を聞いてほしい』と言う言葉が私の中で心に残っています。今はネット社会で、正しい情報だけでなく、間違った情報も正義のように世の中に発信される時代になっています。その中でも、今までの知識を正しい情報として発信してくださっている方々がいることを真に知ることができたように感じました。」
  • 「三戸先生のお話を聞いて、プレコンセプションケアの大切さを実感しました。妊娠や出産は女性だけでなく、男性も一緒に考える必要があるという点が印象に残りました。男性の喫煙や肥満が将来の子どもの健康に影響するという話も驚きでした。また、SNSの情報で不安になる人が多いという話から、正しい情報を得ることの重要性を感じました。」

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