2025.07.30 管理栄養士養成課程
3年生になると、100食以上の食事を提供する「給食経営管理実習」を履修します。この科目では、全員が順番に管理栄養士の業務、調理員の業務を担当します。管理栄養士担当の学生は試作を重ねて献立を考え、100食分の食材を発注します。そして、100食を提供する当日は、調理員担当の学生に対する作業指示、食中毒を防止する衛生管理など、PDCAサイクルに沿って一連の管理栄養士業務に取り組みます。
5月から7月にかけて管理栄養士担当を終えた学生は「調理作業が計画通りに進まなかった。」と改善案を検討していましたが、一方「喫食者の『美味しかった』という言葉が嬉しかった。」とやりがいも感じた様子でした。
学内の授業において、安全で栄養バランスのとれた喜ばれる食事の大切さを理解できたら、夏休みには、いよいよ学校・病院・福祉施設などの現場で大量調理を学ぶ「給食経営管理実習(校外)」に臨みます。
後期からも管理栄養士に必要な専門知識、技術、実践力を身につけ、着実に一歩一歩進んでいくことになります。