大学院生の学会発表
2024.10.06 健康栄養学研究科
2024年5月24-26日に第78回日本栄養・食糧学会大会が開催されました。
2024年10月4-6日には、第45回日本臨床栄養学会総会・第45回日本臨床栄養協会総会 第22回大連合大会が開催されました。
神戸女子大学大学院健康栄養学研究科からは、脱脂米糠の抗アレルギー効果について研究を実施している大学院2年生が発表しました。
発表タイトルはそれぞれ以下のとおりです。
- 「脱脂米糠摂取における食物アレルギー抑制効果の検討」(5月)
- 「OVA誘発性下痢発症モデルにおける脱脂米糠摂取の抗アレルギー効果の検討」(10月)
脱脂米糠の摂取が食物アレルギーを軽減するという内容で、米油を抽出した残渣の有効利用や天然物による抗アレルギー効果が期待できるというものです。
また、10月の日本臨床栄養学会では優秀演題として推薦されており、本人にとっても大きな励みとなりました。
学会で発表した院生からの感想です。
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「5月に初めての学会発表を口頭で行い、普段とは異なる雰囲気の中での発表は自身にとって大変刺激になりました。人に伝えることの難しさや研究への理解を深めておくことが重要であると改めて感じました。また、他大学の学生の発表を傾聴することで、自身とのレベルの差を感じ、より一層努力しなければいけないと感じました。
10月には2度目の学会発表(口頭)をする機会をいただきました。医師や管理栄養士の方々が多く参加される学会であったため、1度目の学会とは別の雰囲気での発表に少し緊張しましたが大変良い経験になりました。また、実際に臨床の現場で働く方々の講演を聞く機会はほとんどなかったため、新鮮でとても勉強になりました。今後、2度の学会で得た知識や経験、最新の情報を活かし、研究活動により一層注力していきたいと思います。」