2024.06.14 教育学科
6月14日(金)3限目、県立高校の先生が、教育学科1回生全員が履修している「特別支援教育」の授業を見学にこられました。幼稚園、小学校、中学校の教員免許取得に必修の授業です。
高校の先生方も、生徒に「わかる」、「やる気の出る」授業の改善に取り組んでおられます。 来られた先生は校内での研修を担当する先生でした。
大学での授業も、黒板に「めあて」や「授業の流れ」や「ふりかえり」、「宿題」まで書いておくことが、授業の見通しが持てて、学生のより深い学びに繋がると考え、FD活動の一環として授業改善を行っているところでしたので、見学に来ていただけてよかったです。特に、特別支援教育の視点を持って、誰もが学びにアクセスしやすいユニバーサルデザインを取り入れていくことも、これからは大学であっても重要であると考え実践しながら研究しています。
学ぶ内容が、「めあて」や「シラバス」も含めて一目瞭然であること、アクティブラーニングで、グループの学びを多く取り入れ学び合いの成果も出ている点にも感心しておられました。「また見せてもらいに来ます。」と元気に帰っていかれましたが、こうして大学と高校が、「授業改善」で交流することも、高校を出てからどのような学びにつながるか具体的に接続を見ていける試みだと思います。高校生の皆さんも先生方も、是非、大学の授業を見に来てくださいね。