介護現場職員とのコラボ授業を開催しました
2024.12.11 社会福祉学科
社会福祉学科の介護福祉士を目指す3回生は、春休み期間の2/4(火)から3月末まで、老人福祉施設にて「介護福祉実習Ⅲ」を行います。最後の長期実習では、対象利用者を一人決め、その方の求める生活の実現に向け、介護計画を立案・実践し介護過程を展開します。
実習に向け、介護計画の立案について学習していますが、テキストだけでは、利用者の状況が見えず、イメージがわきにくいところがあります。そこで、今年度も「介護過程Ⅳ」「生活支援技術Ⅳ」の授業に、社会福祉連携推進法人 日の出福祉グループの3施設から職員をお招きし、実際の介護現場での事例を紹介していただき、計画の作成から実践(ロールプレイ)まで現場のプロの方に助言をもらいながら学習しました。
参加した学生からは、「看取りについて考えたことがなかったが、実際にされてきた看取りケアの事例を聴くと実感が沸くとともに、自分らしい最期を迎えられるように、真剣にみんなで話し合って計画を立てることができた」や「短い時間で介護計画を立案し、ロールプレイまでできたので達成感があった。実習でも利用者様に寄り添った計画を作成し実践できるようにしたい。」などの声が聴けました。
また、指導してくださった現場の職員からも、「神戸女子大学の学生さんたちはレベルが高い!!」「介護福祉士を目指す学生がこのようにしっかり勉強してくれているのがうれしい」「こういった取り組みは、実習指導や新人教育にも役立つので参加できて良かった」といっていただけました。
毎年、この授業を行うと学校教育と介護現場の連携はとても大切だと改めて思います。介護現場と介護福祉士養成教育がWIN WINの関係で、介護福祉の向上に向けた取り組みができればと思います。
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