健康福祉学部国際研究交流セミナー開催報告
2024.11.26 社会福祉学科
国立ウダヤナ大学医学部から3名の医師を講師として、以下の日程で国際研究交流セミナーを開催しました。健康スポーツ栄養学科2回生・社会福祉学科2回生を対象に、「アジアの糖尿病遺伝子ダイエット相互作用」「不眠症における認知行動療法と太極拳の比較」「インドネシアの心臓病の現状と治療」の3つをテーマとして講義が展開されました。実施日時・実施場所は以下の通りです。
- 日時:2024年11月26日(火)15:20~17:05
- 場所:ポートアイランドキャンパスD館501
学生たちにとって、本学客員教授であるウダヤナ大学内科医スワスチカ先生や老年医学のツティ先生、同大学心臓外科医のサラスワティ先生の興味深い内容を、英語と日本語の資料を手元に持って、直接英語での講義を一生懸命聞き取る貴重な学びの時間となりました。
授業終了後のアンケートでは、
- 「初めて、自分の国以外の方の講義を聞いて、新たな刺激を受けた。自分に興味のある分野以外の講義もあったがどれも興味深く聴いた。」
- 「英語での講義でしたが資料を見ながらだと理解できる単語もあり内容を理解することができました。聞き取りやすい英語を話してくださったのですごく英語の勉強になりました。医療的なことが多くて難しかったですがグラフがあったため理解することができました。」
- 「外国の先生の話を聞く機会はなかなか無いので、ウダヤナ大学から来られた先生の話はとても興味深かったです。英語ばかりで、分かるか不安でしたが、資料は日本語や資料だったので分かりやすかったです。1番印象に残っているのはポコポコダンスで独特の踊りがおもしろかったです。ポコポコダンスはそれぞれの島の伝統的なダンスを少しずつ使って作られていて、楽しいだけではなくインドネシアの人たちみんなが楽しんだり、他の民族の伝統的なダンスも知ることができるなど異文化交流ができるようにも工夫されているんだなと思いました。」
- 「最初は英語での講義と言うことで、しっかりと授業を受けられるかが心配だったが、日本語訳の資料とゆっくり話して下さる先生の単語を聞き取りながら授業を受けることができた。」
- 「全体的に難しい内容だったが、日本以外の国の糖尿病や心臓病の現状や予防法・治療法について話を聞くことができたので良かった。また、みんなでインドネシアのダンスを踊り、楽しかったし貴重な時間を過ごすことができた。」
- 「特に興味深かったのは、太極拳が不眠症改善にも効果があるという点である。太極拳は身体的な運動だけでなく、精神的な落ち着きや全身の調和をもたらすため、高齢者だけでなく幅広い年代の人々に有用な方法だと感じた。CBT-1と併用することで、より良い睡眠の質を手に入れるための選択肢が広がるのではないかと思う。」
学生たちは、想像以上に英語の聞き取りに心を傾け、話の面白さにたくさんのことを学ぶことができたと回答しています。