知的障害者通所施設「もとやま園ふれあいまつり」に参加
2024.10.26 社会福祉学科
10月26日（土）に神戸市東灘区にある「社会福祉法人協同の苑・もとやま園 ふれあいまつり」が行われました。もとやま園は知的障害などのある方が通う障害福祉サービス事業所で、毎年のように本学の社会福祉士実習を受け入れて頂いています。今年はこのおまつりがちょうど実習期間に当たっていたため、実習生3名もこのおまつりに参加させて頂くことができました。
ふれあいまつりでは、もとやま園や地域の団体などが模擬店を出して、もとやま園の利用者・家族・地域住民・ボランティアなどが交流します。今年度はこれまで以上にたくさんの模擬店が並び、とても盛大なおまつりになりました。
私自身が20年以上前からボランティア支援者としてお手伝いしている、知的障害本人グループ「フレンド」も、このおまつりに参加しました。「フレンド」は東灘区在住の知的障害のある人たちが交流しているグループで、今年のふれあいまつりでは、昨年と同様、フランクフルトの模擬店を出しました。夏ごろから「フランクフルトは何本くらい用意しようか？」「誰がどんな準備を担当しようか？」などと話し合いを重ね、ご家族のサポートも得ながら、当日を迎えました。フランクフルトはとても好評で、もとやま園の利用者さん、近隣の小さなお子さんや家族連れの方々などが次々に買いに来て下さり、見事に完売しました。
またステージでは知的障害のある人たちによるフラダンスやソーランなどのパフォーマンスがあり、フレンドのメンバーも日頃の練習の成果を披露しました。
「障害のある方々の生活がより楽しく豊かになるように」という思いで、本人さんたちを中心に、もとやま園の職員の皆様、地域の団体やボランティアの皆様、ご家族の皆様などが力を合わせて作り上げることができた、とても素敵なおまつりでした。本学の実習生も、障害のある人たちと地域の方々の交流の場面を間近に見ることができて、大変貴重な学びができたと思います。
楽しい一日を、どうも有難うございました。
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