介護技術研修の実施報告
2024.09.19 社会福祉学科
神戸市社会福祉協議会在宅支援課からの依頼で、介護技術研修を3回にわたって行いました。初回は北在宅福祉センターで9月9日月曜日津田教授、2回目が須磨在宅福祉センターで9月13日金曜日木村教授、3回目は西在宅福祉センターで9月19日木曜日名定准教授がそれぞれ担当し、学生も参加させていただきました。
日ごろの介護技術を振り返るいい機会にしていただくことを目的に今回3回にわたって介護技術の基本となるボディメカニクスの基本から、からだの動かし方、からだの動き方を中心に、演習を行いました。介護福祉士養成課程の3回生、4回生も参加し貴重な学びにつながりました。
学生の感想
- 実践現場の職員さんが一生懸命基本に立ち返って実技をされている姿を見て、皆さん向上心があってすごいと思いました。
- 私たちも基本に振り替える機会になり参加してよかったです。
職員さんの感想
- ⼒任せに介助をしてきたことを痛感しました。ボディメカニクスの実践により、体位変換等、不思議な程にうまくいくことが分かり、⾝体の使い⽅の重要性を理解しました。
- ベッドからの起き上がりや⾞いすからの介助について、いかに⼒任せで⾏っていたかが分かりました。⼒を使っていないつもりでも⼒で介護をしていたので、⾃分の⾝体に痛みがあったのは 上⼿く⾝体を使えていなかったと改めて感じました。
- 分かっているつもりでしたが、実際にしてみるとできていなかったことに気づきました。
- 学ばせていただいた⾝体の使い⽅は⽇々の介助場⾯で早速使わせていただきます。
- てこの原理を活⽤し、利⽤者にも負担をかけないように今⽇学んだことを活かしていきたい。
- ⼒で⾏おうとせず、関節や体勢に気を付けて、ボディメカニクスを意識して業務に取り組みたいです