2025.02.10 教職支援センター
「2024年度合格 教員採用試験 私の合格Story⑫」に引き続き、教員採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビュー「私の合格Story⑬」をお送りします。
第13回は、兵庫県小学校の教員採用試験に合格した学生のSさんです。
Q.教員採用試験を振り返っての感想を聞かせて下さい。
受験勉強を始めて合否が分かるまでの約8ヵ月は長かったという印象です。5月頃から試験を間近に控え、焦りながら勉強に多くの時間を費やしました。とにかく筆記試験に合格するかどうかが不安でした。その中でも特に兵庫県の筆記試験が突破できるか不安でした。ですが、兵庫県の1次試験に合格した時は感動もし、一番嬉しかったです。2次試験は四国、九州、関東、兵庫県とせわしなく飛び回りましたが、受験後の観光を楽しみにどの自治体も全力で頑張りました。
Q.教員採用試験の中で、あなたにとって一番「しんどかった事」は何ですか。
過去問を解いて、5割りすら超すことが出来なかったことが悔しかったです。そんな中での勉強方法が、神女模試です。問題は難しく点数は取れないのですが、いろんな問題を解くことが大事だと思い神女模試をしっかり解いていきました。問題の傾向を掴むことが大事だと思ったので、とにかく過去問を徹底的に解きました。
Q.どうして教師を仕事にしようと思ったのですか。
今まで出会った先生方の姿を見て、憧れを持ち始め「私も先生になりたい」と思うようになりました。特に小学校で関わった先生方は、親身に寄り添ってくださり、大きな影響を与えていただきました。教師の仕事に対して不安を抱くことは何度もありましたが、教師の仕事を人生で一度は必ず経験したいという思いは常にあるので揺らぐことはありません。
Q.後輩へ一言お願いします。
分からないことが多く、不安に思う事も多いと思います。教員採用試験に向けて準備する期間は、自分自身と向き合い、将来について考える大切な時間になりました。また、多くのサポートを受けて教員採用試験を受験できることも、大学生のうちです。教師に対して、未練を残さないように、少しでも気持ちがある人は挑戦してみてください。応援しています。
Q.最後に、未来に向かって一言お願いします。
将来は、子どもや保護者、周りの人から信頼される教師になりたいです。ありきたりな理想像かもしれませんが、信頼されるためには多くの時間を要し、自分自身の行いが積み重なって生まれるものだと思うので、一日一日を大切に人と関わっていきたいと思います。また、芯のある女性になりたいので、困難なことがあっても前向きに全力で物事に取り組んでいきたいです。
Sさん、本日はありがとうございました。
これからも神戸女子大学教職支援センターは、学生の皆さんの「先生になりたい」を全力で支援していきます。