2025.01.27 教職支援センター
「2024年度合格 教員採用試験 私の合格Story⑩」に引き続き、教員採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビュー「私の合格Story⑪」をお送りします。
第11回は、4月から社会福祉法人立こども園で働き始めるIさんです。
Q.就活を振り返っての感想を聞かせてください。
就活は大変でした。園見学に行ったり、ボランティアとして一日保育に参加したりしたうえで、どの園にするのか、そこに決めて良いのか、決定することにとても悩みました。就職先の園は、先生方の雰囲気や保育室の環境が良かったことが決めてになりましたが、まだ周りの友達は園見学に行っている最中だったので、もっと見た方がいいのかな、本当にこの園でいいのかなと悩みました。また、面接や小論文の練習は常に緊張していたので、精神的にも大変でした。
Q. 就活の中で、一番しんどかったことは何ですか。
幼稚園実習、卒論、就活とやることが多く、余裕がなかったことが一番しんどかったです。一つずつこなしていきたいと思う性格なのもあいまって、しんどかったのだと思います。ですが、家に帰ると私の話を聞いて一緒に考えて、「がんばっているよ」と肯定し、いつでも味方でいてくれる親がいたから頑張ることができました。一番私のことを分かっているからこそのアドバイスも沢山もらえたので、立ち止まって考えることもできました。
Q.どうして「保育士」を仕事にしようと思ったのですか。
私が幼稚園に通っていた時の担任の先生に憧れて保育士になりたいと思いました。大学での授業を受けて、保育の奥深さを感じて、私にできるのかと不安になったり、実習が想像以上に大変で苦しかったりはしましたが、「保育士になりたい」という気持ちがゆらいだことは一度もなかったです。
Q.あなたが考える保育士のやりがいとは何だと思いますか。
保育士のやりがいとは、子どもの成長が見られることだと思います。園生活の中で一番身近な存在として、子どもたちの成長する姿を過程も含めて見ることができることが保育士にとって一番のやりがいだと思います。
Q.後輩へ一言お願いします。
就活と聞くと大変で、何から始めれば良いのか分からないという人も沢山いると思います。そんな時は一人で悩まず、教職支援センターやゼミの先生を頼ってみてください。一歩踏み出してみると道筋が見えてくる、なんてこともあると思います。そして、辛くて大変なこともあると思いますが大丈夫です。明けない夜はありません。皆さんが悔いなく就活を終えられることを願っています。頑張ってください。
Q.最後に、未来に向かって一言お願いします。
将来は、成長し続けられる保育者になりたいです。保育には正解がありません。だからこそ、子どもたちが良い時間を園で過ごせるように、良い保育を提供できるよう考え続けていきたいと思います。子どもたちが園で過ごすことが楽しいと思えるような保育をできるように進み続けたいです。
Iさん、本日はありがとうございました。
これからも神戸女子大学教職支援センターは、学生の皆さんの「先生になりたい」を全力で支援していきます。