2024.12.09 教職支援センター
「2024年度合格 公立保育教諭 私の合格Story④」に引き続き、教員採用試験に合格した皆さんに、試験を振り返ってもらうインタビュー「私の合格Story⑤」をお送りします。
第5回は、福岡県中学社会の教員採用試験に合格した学生のOさんです。
Q.教員採用試験を振り返っての感想を聞かせてください。
怒涛の日々でした。特に、5~6月は教育実習もあり、教材研究や授業作りと並行しての教員採用試験は、本当に精神的にしんどいと感じたときもありました。平日は教育実習に行き、土日に試験を受けに行くのは、とても大変でしたが「夢を叶えるためにがんばれ」と自分に言い聞かせて乗り越えました。今振り返ると、友人たちと乗り越えたあの日々は、大学生活で1番青春していたと思います。
Q.教員採用試験の中で、一番しんどかったことは何ですか。
1番しんどかったことは、8月10日から17日までの試験ラッシュです。1週間に3つの自治体の面接があったので、切り替えが大変でした。自治体ごとに教育目標や試験内容が違うため、頭の中で整理するのが大変でした。あきらめずに続けられたのは「絶対に先生になる」と、常に心の中で思い続けたからです。
Q.どうして「教師」を仕事にしようと思ったのですか。
私自身が中学生の時に人間関係で悩み、誰に相談していいかわからなかったため、いつでも悩みを相談できて、一緒にいると笑顔になれる、そんな先生になりたいと思いました。高校の担任の先生が「失敗してもいいからやってみよう」と言ってくださる先生だったので、そんな先生が中学校にいてくれたらいいなと思い、私は中学校の先生になろうと思いました。
Q.教員採用試験中、特にためになった・力になった支援は何ですか。
教職支援センターでは、教員採用試験対策だけではなく、精神面でも支えていただきました。採用試験中は、色々なことが重なりしんどかったですが、教職支援センターに行くと、先生がいつも笑顔で迎えてくださり、そのような環境があったことが自分の力になりました。
Q.後輩へ一言お願いします。
少しでも「先生っていいな」と思っているなら、絶対に教員採用試験を受けることをおすすめします。実習が終わってからだと出願が締め切られている場合が多いです。私も最初、不安でした。本当に受かるのかなって。ですが、色々な方のサポートがあり、3つの自治体で合格することができました。みなさんも「とにかくやる、なんでもやる」をモットーにどんなことにでも挑戦していきましょう。
Q.最後に、未来に向かって一言お願いします。
将来は、子どもたちの夢や挑戦を全力で後押しできる先生になりたいです。また、仕事もプライベートも全部充実し、心に余裕がある女性になりたいです。
Oさん、本日はありがとうございました。
これからも神戸女子大学教職支援センターは、学生の皆さんの「先生になりたい」を全力で支援していきます。