成育看護技術演習Ⅰが終了しました

2024.01.29　看護学科

看護学科2年生が、10月、12月、1月と取り組んできた成育看護技術演習Ⅰが終了しました。成育看護技術演習Ⅰでは、小児看護における看護技術と、母性看護における看護技術を学び、演習します。小児看護における看護技術では、こどもの身体測定を行ったり、バイタルサイン測定をしたり、全身清拭や輸液の管理などを行いました。こどもといっても乳児、幼児、学童など年齢・発達段階の幅が大きいため、そのこどもに合ったやり方で行う必要があります。そのため、各年代の事例を設定し、そのこどもの特徴に合わせながら基本的な看護技術を行えるよう、ロールプレイなどを用いながら演習しました。

母性看護における看護技術では、妊婦の腹部を触って胎児の位置を確認したうえで胎児心音をきいたり、産後の女性（褥婦）の子宮底を確認して体の状態をアセスメントしたりしました。また、新生児の抱っこや着替え、おむつ交換、沐浴などを、お人形を用いて実施しました。お母さんと赤ちゃんが安楽に授乳できる支援についても、ロールプルプレイなどを用いて演習しました。

学生たちは演習前から事前課題に取り組み、教科書に付箋を貼り、メモを書き込むなど事前準備をしたうえで演習に臨みました。演習当日は初めて行う看護技術に緊張感をもって取り組み、とても真剣な表情で行っていましたが、赤ちゃん人形を抱っこしたり、話しかけたりするときは、とても素敵なやわらかい笑顔をのぞかせていました。この演習で学んだことを、ぜひ3年生の実習で役立てていただきたいと思います。