2023.06.12 史学科
2023年6月12日・火曜日、3年生の「史学演習Ⅱ」に、史学科を卒業して7年目に入った卒業生が訪ねて来てくださいました。
史学科で考古学を学んで学芸員資格を取得し、卒業後は国際文化財株式会社で全国の遺跡の発掘調査に携わっていらっしゃいます。
国際文化財株式会社について紹介していただいた後、鹿児島県の喜界島での調査と発見、最近担当された江戸時代遺跡の成果が説明されるなど、あっという間の105分でした。この「特別授業」には受講している考古学の3年生のほか、これからゼミを選ぶ2年生や、文化財に携わる仕事を就職先の候補に考えている4年生が参加しました。
「授業」後は、2年生から「学生時代どうやってゼミを決めましたか?、考古学に進んだ決め手は何でしたか?」という質問が、3年生からは「卒論のテーマはどのように絞り込みましたか?」、「文化財に携わる仕事に就くには、学生のうちにどのようなことをしておけばよいでしょうか」など、後輩だからこそ聞ける質問が次々あがり、それぞれ先輩から温かいアドバイスとエールをいただきました。
須磨キャンパスはかなり久しぶりと言う卒業生。学内の表示板や一新されたラウンジやコンビニなど各所の変化に驚きつつ、懐かしい学食に舌鼓を打っていかれました。
史学科は、神女での学びを活かして活躍する職業人を数多く輩出しており、これからもこうした卒業生との交流の機会を設けていく予定です。