2024.02.21 社会福祉学科 植戸
2024年2月21日に、神戸市社会福祉協議会主催の「障害者地域生活支援拠点事例報告会」がこうべ市民福祉交流センターで開催され、植戸がコメンテーターとして登壇しました。この「地域生活支援拠点」は、「障害のある人たちが住み慣れた地域で、自分らしく暮らし続ける」ための支援の拠点で、①相談支援、②緊急対応、③日中活動の場、④見守り支援、⑤要援護者支援、⑥地域移行推進、といった機能を果たしています。
今回の事例報告会には、神戸市社会福祉協議会が運営する5か所の拠点(中央区・北区・長田区・須磨区・西区)から、さまざまな専門職や近隣の人たちが協力しながら、障害者の地域生活を支援してきた実践事例が報告されました。会場には、障害児者や高齢者の支援に携わる多くの専門職の方々が参加しておられ、熱心に事例報告を聞いておられました。
事例報告からは、困難な生活課題をもつ障害者に支援者たちが誠実に向き合い、寄り添いながら課題解決に取り組んできた様子が伝わってきました。障害児者や家族の支援に携わる専門職の方々の熱意と行動力に感銘を受けるとともに、このような拠点を中心とした支援の輪がさらに広がり、地域のさまざまな支援機関が連携・協力していくことの重要性を改めて認識することができました。