2024.02.13 社会福祉学科
2月8日(木)午前に、社会福祉学科FD活動の一環として、神戸市発達障害者支援センターの岡本和久センター長にお越し頂いて、障害学生支援等についてお話を伺いました。
FD(Faculty Development)活動とは、教員(faculty)が自らの教育力を高める(development)ための活動のことで、学科として毎年テーマを設定して学びを続けてきています。
社会福祉学科の教職員は福祉を専門にしているので、障害児者の支援についての専門的知識・経験を持つ教員も多いです。しかし、大学における障害学生の支援について、改めて学ぶ必要があるという認識から、今回の研修会を開催しました。
講師の岡本氏からは、「障害の医学的・心理学的理解」「障害児者にかかわる法制度の理解」「障害児者への合理的配慮の具体例」「障害学生支援に必要な連携・協働の必要性」「卒業後に向けた支援」などについて、非常に充実した内容のご講義を頂きました。写真やイラストの入った多くの資料をご用意頂き、とても分かりやすく有益なお話ばかりでした。
講義の後は、教員から障害学生支援のより具体的な方策等について質問が上がり、一つ一つ丁寧に回答して頂きました。また、神戸市として取り組んでいる障害学生支援のさまざまな事業・プログラムもご紹介頂きましたので、今後の私たちの障害学生支援に活かしていきたいと思います。
お忙しい中、本学科の教員の資質向上のためにご協力下った岡本氏に、心よりお礼申し上げます。