2024.01.30 社会福祉学科
2024年1月30日、3回生学外ゼミとして下司ゼミ生が乳児院を訪問させて頂きました。訪問先は学生たちの希望でしたが、本学の社会福祉学科の卒業生が勤務しておられるすみれ乳児院に伺いました。
まず、乳児院の子どもたちの生活をどう支援しておられるか、また保護者の方々への支援についても教えて頂き、子どもたちを主語として作成されているすみれ乳児院憲章の視点に沿って具体的な支援内容を伺いました。ひとりひとり違う子どもたち、そのご家族に対してどれだけの想像力をもって接することができるか、ということを深く学ぶことができた時間でした。
後半は子どもたちが暮らすユニットにお邪魔しました。ちょうど間もなくやってくる節分の鬼について子どもたちと職員の方が話をしていたところに私たち見知らぬ大人が入ってしまい、ちょっと緊張した面持ちの子どもたちに「鬼さんじゃないよ、びっくりさせてごめんね」と学生たちは精いっぱいの笑顔で話しかけていました。
学生たちからは「職員の方々の想像力とそこから生まれる共感や寄り添う姿勢に感動しました」「自分がまだまだ先入観や思い込みに捉われていることが多いと改めて気付きました」「子どもたちの将来を見据えての支援体制が考えられているところが素晴らしいと感じました」といった感想が聞かれました。
学生たちはまた新しい福祉専門職のロールモデルを得ることができたと思います。家庭支援専門相談員の先生はじめ、あたたかく迎えて下さったスタッフのみなさま方本当にありがとうございました。