知的障害本人グループ「フレンド」が「神戸市出前トーク」の学習会を開きました
2023.11.12 社会福祉学科 植戸
11月12日（日）に知的障害本人グループ「フレンド」が学習会を開きました。この「フレンド」は東灘区在住の知的障害のある方々が親睦や学習を目的に活動しているグループで、私は20年以上前からボランティアでお手伝いをさせて頂いています。今回の学習会のテーマは「自分たちが使っている／これから使おうと思っている福祉サービスについて学ぼう」というものです。
講師は、神戸市福祉局障害者支援課の2名の係長さんです。神戸市では職員の方が市民に対して様々な情報をお伝えするための「神戸市・出前トーク」を実施しており、今回「フレンド」がこの「出前トーク」に申し込んで、係長さんたちに講師として来て頂くことになりました。
今回の話題は「ガイドヘルプとグループホーム」でした。「フレンド」のメンバーさん、ご家族、ボランティア支援者（植戸を含む）が、神戸市職員の方がご用意下さった資料を見ながら、説明を伺いました。資料は、「メンバー向けわかりやすい版」と「家族・支援者向け版」の2種類が用意されていました。「ガイドヘルプとグループホームが、どういうサービスなのか」「どういう人が使えるのか」「費用はどのくらいかかるか」など、大切なことを分かりやすくご説明下さいました。
説明の後は、すでにサービスを使っているメンバーさんから、サービスを使って助かっていることのお話や、ご家族からいくつかの質問も出ました。それに対して神戸市職員の方々がとても丁寧にお答え下さり、とても有意義な学びの時間になりました。学習会の翌日には、あるメンバーさんからLINEで「とても勉強になりました。有難うございました」という感想を頂きました。
神戸市福祉局障害者支援課の係長さん、どうも有難うございました。
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