2023.09.16 社会福祉学科
2023年9月16日・土曜日のくじらくらぶは、子どもたちと人形劇団クラルテの人形劇を観ました。
くじらくらぶでのクラルテの上演は今年で15回目になります。毎年子どもも大人も楽しみにしています。
本日の人形劇は「きつねのおふろ」と「かってなくま」の2演目です。
「きつねのおふろ」は、木の実ばかり食べるのに飽きたきつねが、うさぎを茹でで食べようとお風呂をつくるお話です。「うさぎさん、食べられるのかなぁ」と心配そうに観ていた子どもたちでしたが、お客としてお風呂に入った森の動物たちがお礼に置いていったお芋やブドウ、はちみつなどを美味しそうに食べて満足するきつねにホッとしました。
「かってなくま」は、野原を耕しているくまに、森の動物たちが「何を作ってるの?」と尋ねても「ふん、僕の勝手だろう」としか言わないくまに怒ったみんなは、ほうっておこうと決めます。その後、野原一面に色とりどりのお花が咲いて嬉しくなったくまは、お花を摘んで動物たちに届けに行くという心温まるお話です。野原に芽が出て、花が咲く仕掛けに子どもも大人も見入ってしまいました。
2つの演目が終わると、クラルテのお兄さんとお姉さんが人形を持って出てきて、人形と一緒に子どもたちを見送ってくれました。間近で見るのを怖がっていた子どもも、勇気を出して人形を撫でたり、握手したりして笑顔になっていました。
次回のくじらくらぶは、10月28日・土曜日です。後期からの新しい学生メンバーと楽しい遊びを用意しています。