民生委員・児童委員 体験型学生インターンシップ報告会を開催
2023.09.05 地域連携推進事務室
去年に引き続き、今年も民生委員・児童委員の体験型インターンシップを実施し、40名の学生が活動に参加しました。
事前オリエンテーション 2023年7月25日(火)
ポートアイランドキャンパスにて実施され、神戸市福祉局くらし支援課及び神戸市社会福祉協議会(神戸市民生委員児童委員協議会)による民生委員・児童委員制度や地域福祉の基礎知識の講義やインターンシップ活動時の注意事項等の説明を受けました。
インターンシップ活動 8月1日~8月31日
神戸市内で期間内に行われている300近くある活動のなかから、1人3つの活動に参加し、民生委員・児童委員の方々と共に、地域福祉の実態・課題・活動を学びました。
主な活動
- 地区民児協の定例会・連絡会への参加
- 高齢者宅への安否確認・見守り訪問
- 高齢者の方々との給食会、ふれあい喫茶
- 地域の盆祭り、夏祭りの運営
- 子育てサロンや子どもの学習支援、体操教室
事後報告会 2023年9月5日(火)
神戸市立中央文化センター会議室にて実施されました。
活動を振り返り、下記のテーマに沿ってグループワークを行い、活動を通して得た学びを話し合いました。
振り返りのテーマ
- 地域のみなさんに民生委員活動を知ってもらうための提案
- 若い世代に民生委員制度を知ってもらうための提案
学生による発表内容(抜粋)
「民生委員・児童委員の取り組みについてどう感じたか?民生委員を一言で表わすと?」
- 家で過ごす高齢者の方々の交流の場を作り、楽しんでお話できる環境づくりができる。
- 子育てをするお母さん世代の息抜きの場所を提供している。
- 地域のみなさんへ笑顔と安心を届ける。
- 元気に過ごせるようにサポートする地域の見守り隊。
- 民生委員は地域のお父さん、お母さんのような存在。
- 活動を始めて知り、地域を支えている大事な存在だとわかった。
「地域のみなさんや若い世代に民生委員制度を知ってもらうためには?」
- 若い世代にはSNSでアカウントを作成し、活動やイベント等を投稿して広める。
- 高齢者の方へはチラシやパンフレットの配布、掲示板や回覧板等に提示する。
- 学校を通して知ることが多いため、授業で活動や民生委員についての発表を行う。
- ゆるキャラを作って、地域のイベントなどで宣伝することで、子どもたちや中高生の子たちに興味をもってもらう。
参加いただいた地区長・地区委員の方々の感想
- 「若い方に来ていただいて、訪問先の高齢者の方も大変喜んでいた。」
- 「最初は緊張されているようでしたが、すぐに慣れて自分から動いてくれて、大変助かった。」
- 「今回だけでなく、今後も何らかの形で地域の活動に積極的に参加してほしい。」
- 「活動を広めるためのアイデアもたくさんいただいた。できることから始めたい。」
振り返り報告会の最後には神戸市福祉局の大村課長より、参加証の交付式が行われました。