2022年10月27日
学長 栗原 伸公
在学生のみなさまへ
保証人 各位
現在の授業等諸活動につきましては、2022年8月3日・水曜日付けでお知らせした実施方針に基づいて実施しているところです。
今般、2022年10月24日・月曜日現在の感染拡大状況と今月発出された国および自治体の対応指針を踏まえて、下記の通り、授業等の実施方針を更新しましたので、お知らせいたします。なお、国や自治体の動向や感染状況に想定以上の変化が予測される場合には、再度この方針を変更することがありますので、ご了承くださいますようお願い申し上げます。
現在、日本の第7波の感染者数減少はすでに底を打ち、先週からは再上昇の兆しが見えています。兵庫県でも1日当たりの陽性者数が1週間平均で1,000人を下回ったこともありましたが、現在は再上昇がみられており、このまま第8波に入る可能性もあります。治療法の急速な進歩、ワクチン接種、コロナウイルスの弱毒化、などにより重症化率・致命率が低下しているとはいえ、感染者数が増加すれば重症者数・死亡者数は増加します。また、在学生の皆さんのような若い世代が感染した場合も必ずしも全員が軽症で済むというわけではなく、また長期に亘る後遺症に悩まされる例も多数報告されています。
一方で、政府の規制緩和は今月に入り一段と進んでいます。これには、致命率の低下や経済の立て直しもさることながら、国民のコロナ対策疲れも影響しているのではないかと思われます。私たちとしても、学生の皆さんに、2年半もの間、様々な規制を強いてしまい、たいへん申し訳なく思っていますし、一刻も早く、コロナ前と同様な学生生活を送ってほしいと願っているところですが、やはり何よりも在学生の皆さんの健康を第一に考えなければなりません。しかし、世の中が規制緩和の方向に向かう中で、学内のみで厳しい制限を続けても実際の感染防止には直接つながりません。今、大学・短大が取れる実効性ある対策として、学内や授業では決して感染させないことを守り抜きながら、課外活動については制限を緩和するなかで、在学生には、感染する確率を極力減らすための生活行動様式について学内生活を通じて学んだことを、あらためて実生活に生かしてもらうこととしました。
具体的には、授業での規制は現行通りとしますが、授業以外の教育研究活動に対する規制を緩和します。活動レベルは1のままですが、その中での対応を大幅に緩和します。そして、在学生の皆さんには、学内の教室、食堂等で行われている感染症対策に改めて目を向けていただきたいと思います、そこで皆さんが実際に過ごしている行動様式を、学外での日常生活においても実践し、自らの健康を守る努力を続けてください。保証人の皆様におかれましても、日頃のご理解、ご協力に心より感謝申し上げますとともに、今後とも何卒よろしくお願い申し上げます。
1. 授業について
■ 授業
2. 授業以外の教育研究活動について
原則として「活動レベル1」を適用しています。
主な対応方針は次のとおりです。
なお、感染の拡大状況に応じ、活動レベルを変更することがあります。
感染症対策としての学生のキャンパス入構制限を解除しています。
実習単位の個別対応とし、実習先との協議の上、実施方法を決定します。
クラブ活動や学外における任意の課外活動とそれに付随する行動及び学生寮での生活は感染リスクの高い場面が形成されやすいことから、引き続き活動制限を行うものの、その基準を緩和します。
① クラブ活動・学外における任意の課外活動
i) クラブ活動は、クラブ顧問及び学生部の許可を受けた団体について活動を認めます。
ii)学外における任意の課外活動については、学生部及び関係する部署(地域連携推進センター、教職支援センター等)に相談してください。
② 学生寮での生活
別に定められたマニュアルに沿って、学生一人ひとりが、「感染させない」「感染しない」という意識を強くもって行動してください。
各種催物の詳細は、関係部門に確認してください。
3. 学生生活に関する留意事項
4. サポート体制について
以上