2022.04.13 心理学科
春休みに、約2週間にわたり「企業の課題解決型のインターンシップ」を行いました。
実施に際して、神女大で、資格関連プログラムを提供している株式会社ワークアカデミーの協力をいただきました。株式会社ワークアカデミーは、資格関連プログラムの提供に加えて、学生と企業を結ぶ活動を展開しており、
これまでも活動実績のあるハルカス300を対象とし、「ハルカス300の魅力アップ策」をテーマとしました。
※ハルカス300とは近鉄不動産株式会社が運営する「あべのハルカス」ビルの屋上にある展望台のことです。
「企業の課題解決型のインターンシップ」には、文学部教育学科心理学コース、国際教養学科の2年生の学生などが参加し、4人毎のグループに分かれて活動を進めました。 今回は、コロナ禍のなかでの活動であった為、すべてオンラインで行いました。現地調査が出来なかったなど制限もありましたが、グループ活動もオンライン上でこなしました。
ハルカス300の魅力アップ策を考えていくにあたり、まず、ハルカス300の概要や関連イベントに関して説明を受けた上で、近鉄不動産株式会社の社員の方から聞き取り調査を行いました。 それらをベースに、課題を確認し、他の事例を参考にするなどして、解決案をグループ毎に話し合いました。解決案を考えた際は、神女大の学びをベースにしたものもあがってきました。多くの案のなかから、 課題解決によりつながる解決策に絞り込み、発表資料を作成し、発表会に臨みました。
参加した学生らは、始めは、グループ内での発言も少なかったですが、段々と発言が増え、しっかりしたグループ発表となりました。振り返りのなかで、「グループ活動で、
何度も話し合いをして多くの意見を出し合うことが出来ました」「たくさんの意見を出し合い、自分の発想とは異なった面白いものをたくさん聞くことができました」
「グループ内で試行錯誤しながらよりよいものにしようと取り組むことができました」など、グループ活動の楽しさへの感想が集まりました。
また、チームワーク、リーダーシップ及びフォロワーシップ、プレゼンテーション、スケジュール管理など、今回の研修が今後の学業や仕事などを進めるうえで大切な要素であることを実感できました。