2022.06.22 看護学科 岸野
2022年6月22日・水曜日に看護学部2年生の治療看護論の授業で、一次救命処置の演習を行いました。
一次救命処置(BLS:Basic Life Support)とは、胸骨圧迫や人工呼吸、AED などを用いて行う救命処置で、資格や免許を必要とはせず一般市民にも推奨されている救命処置になります。練習用の人形やAEDのシミュレーターを用いて演習を行いました。
演習では手順や手技を学ぶだけではなく、出来たことと出来なかったことを振り返り、どうすればより良くなるかをグループで話し合いながら繰り返し実施しました。学生からは、実施してみると想像以上に力や体力が必要だと感じたとあり、交代などの声掛けや役割分担などを工夫して行っていました。また、救命の連鎖を意識して、救急隊へ引き継ぐために必要な情報は何かなどを検討しながら行っていました。
もしもの時がないことが望ましいですが、一次救命処置の必要性を理解し、もしもの時に備えられるようになってほしいと思います。