2022.11.02 国際教養学科
2022年12月10日・土曜日に、国際教養学科主催の映画鑑賞会が開催されます。映画は『WHOLE/ホール』という、「ハーフ」に対する偏見と「日本で暮らすハーフの日常」について深く考えさせられる映画です。大阪アジア映画祭など、数々の映画祭で受賞した作品でもあります。映画を鑑賞した後、本作の監督を務める川添ビイラルさんが登壇するディスカッション・セッションもあります。
ぜひ、日本にある多様性とアイデンティティについて一緒に考えてみませんか。
2022年12月10日・土曜日
2時限目 10:55~12:40
須磨キャンパス 図書館 E館 4階 AVホール
無料
ウィリアムズ エリザベス アン 国際教養学科
e-williams@suma.kobe-wu.ac.jp
ハーフの大学生、春樹(サンディー海)は親に相談せずに通っていた海外の大学を 辞め、自分の居場所を見つける為、彼の生まれ故郷である日本に帰国する。春樹は 日本に着くやいなや周囲から違うものを見るような目に晒され、長年会っていなかっ た両親にも理解してもらえない。
ある日、春樹は団地に母親と二人で暮らす建設作業員のハーフの青年・誠(川添 ウスマン)に出会う。「ハーフ」と呼ばれることを嫌い、「ダブル」と訂正する春樹と違って、誠はうまくやっているようにも見えるが、実は国籍も知らず会ったこともない父親と向き合うことができない葛藤を抱えていた。様々な出来事を通して彼らは「HALF/半分」から「WHOLE/全部」になる旅を始める。