2022.11.25 教育学科
美術の好きな学生が集まる守本ゼミでは、のびのびと自由な雰囲気のもと、日々様々な独創的な作品が制作されています。
日本の塗り壁に用いられる漆喰を用いたフレスコ画(金魚と鶏の作品)は、フレスコ・セッコの技法で、石膏ボード等の下地の上に漆喰を鏝で塗り、仕上げはスムーディで表面をなめらかに整え、乾いた後プライマーで下地処理をし、耐アルカリ性の顔料ペーストで絵を描いています。
漆喰の表面を鏝で立体的に仕上げた鏝絵の手法をとった作品(ネコの作品)は、ブォン・フレスコの技法で、表面が乾かないうちに同じ顔料ペーストで絵を描いており、表面が乾くと漆喰の中に顔料が定着します。
また、ネイルアート作品は肌理の細かいアクリル絵具でABS樹脂のネイルチップの上に、グリム童話の髪の長いラプンツェルをテーマにした作品を描き、所々にキラキラのラメパウダーをつけてアクセントにしています。
スノードームの作品では、犬やスパゲッテイを作った粘土が水に溶け出さないよう乾燥後にプライマーを塗り下地処理をして、透明のマニキュアで表面をコーティングしています。
オーブン粘土で作ったウサギの作品も雪のように舞うパールグリッターの中でかわいらしさ満開です。