2022.12.15 教育学科
1年生が履修する守本准教授担当の「図画工作科概説」の授業で風景画の制作をしました。
学生たちは神女大須磨キャンパスのすぐ東隣にある須磨離宮公園の中の風景を見て、風景画にしたい適当な場所を探し、その中に自分の姿も入れて描くというものです。
須磨離宮公園へは神戸女子大学の学生であることを証明する学生証を受け付けで提示すると、無料で入ることが出来ます。須磨離宮公園へ天気のいい秋晴れの日に出かけて、まずはスケッチブックに鉛筆で風景をスケッチしました。制作のための資料として、公園内の風景の写真もスマートフォン等で撮影しました。
美術室に戻ってから本画に取りかかりました。公園の様子を思い出しながら、構図や遠近法、色彩等に気をつけながら、水彩絵具で着色し仕上げました。自分の姿も点景として入れることで、風景に活気が出て親しみやすい思い入れのある作品を描くことが出来ました。顔を描くのが難しいのと、恥ずかしいので自分の姿は後ろ向きという作品が目立ちました。
学生同士で作品を鑑賞し批評しあうことで、自分の作品の良さや風景画の新しい見方も発見しました。
美術はヒトの「創造性」に最も関与するものであり、「創造性」は神戸女子大学の教育目標の一つにもなっています。
教育学科の美術にまつわる授業では、感性や創造性を高めていくことに特に力を入れています。